ソフトバンクの牧原大成が自らの経験を若手選手に伝える「牧原塾」を開催

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 福岡県の小郡市野球場で16日、福岡ソフトバンクホークスの内野手、牧原大成選手(32)が自身の自主トレーニングを公開し、「牧原塾」と名づけた育成プログラムに5名の若手選手が参加しました

このプログラムは、牧原選手が自身の経験を基に、若手選手たちに練習姿勢や打撃技術を伝えることを目的としています

 参加したのは、昨季の開幕前に育成から支配下選手に昇格した緒方理貢選手(26)をはじめ、育成所属の西尾歩真選手(24)、藤野恵音選手(21)、山下恭吾選手(20)、中澤恒貴選手(19)の計5人です

牧原選手は、かつて育成選手出身であるため、若手選手たちの気持ちを理解し、その成長を手助けしたいという強い思いを語りました

 練習では、牧原選手は中谷将大リハビリ担当コーチの助言を受け、妥協のない姿勢を求めることが重要だと強調しました

「甘いですね

もうちょっと貪欲に取り組んでほしい

僕らが逆に止めるぐらいやってほしい」と話し、選手たちには厳しい姿勢で挑むことを求めました

その言葉に刺激を受けた中澤選手は、他の選手との差をつけるために努力する気持ちが高まったとコメントしています

 牧原選手は、2011年に千賀滉大選手や甲斐拓也選手と共に育成選手として入団し、昨季には育成出身選手としての最多安打記録を更新しました

「僕ももう若くないので、そういった(育成からはい上がる)思いを残していかないといけない」と語る牧原選手の姿勢は、次代を担う若鷹たちにとって大きな指針となることでしょう

 今回の「牧原塾」には、牧原選手の育成選手としての経験が色濃く反映されており、若手選手たちにとっては貴重な学びの場となりました。厳しい練習を通じて、彼らが自身の成長を実感できることでしょう。将来のホークスを支える選手たちが、牧原選手の教えを胸に、更なる成長を遂げることを期待したいです。
キーワード解説

  • 牧原塾とは?牧原大成選手が自らの経験を活かし、若手選手に指導するプログラムのこと。
  • 支配下選手とは?支配下選手とは、プロ野球チームと契約を結び、試合に出場できる選手のことを指します。
  • 育成選手とは?育成選手とは、プロ野球チームにおいて、契約を結ぶ前段階にある選手のことで、主に練習を重ねて成長を目指します。

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