巨人の育成選手・田村朋輝が迫る1軍デビュー、ブルペンでの熱投が話題に

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2025年10月30日、読売ジャイアンツの育成選手である田村朋輝投手(21)が、阿部監督の前で行なったプロ初の「御前投球」において、来季1軍デビューに向けた強いアピールを展開しました

田村はこの日、球場内のブルペンで計163球を投げ込み、その中で特にカットボールやチェンジアップ系の球を試したことが注目を浴びています

「御前投球」とは、選手が監督や首脳陣の前で実際に投球を行うもので、特に若手選手にとっては自身の実力を示す貴重な場です

この投球は田村にとって大きな意味を持つものであり、阿部監督からのアドバイスを受けながら、自身の成長を感じたようです

田村の投球速度は最速159キロに達し、彼の潜在能力は非常に高いと評価されています

阿部監督は投球の幅を広げるために「別の握りで放れないのか」という指摘をし、田村にさらなる改善を促しました

これにより、彼は投手としての引き出しを増やし、1軍の投手陣に参入する可能性を高めています

田村は今年の春先に3軍で過ごし、6月から9月末まで「くふうハヤテ」に派遣されていました

彼の強みはパワーで押す投球ですが、新たに習得したカットボールが打者にとって嫌な選手になるための鍵となるでしょう

ブルペンで様子を見守った久保巡回投手コーチは、「彼は光っている」と絶賛し、同じく初めて田村の球を受けた岸田選手も「右打者にも左打者にも使える球が良かった」と評価しています

プロ入り3年目を迎えた田村は、「まだ1軍で投げていなく、勝負の年だ」と意気込みを語り、鍛錬の秋を受け止めています

投手陣の中での競争が激化する中、彼の成長が大きな期待を抱かせています

田村朋輝(たむら・ともき)
2004年4月6日、東京・八王子市生まれ

育成ドラフト2位で巨人に入団

身長184センチ、体重86キロ

右投げ右打ち

田村選手の熱投は、育成選手にとって大きなチャンスとなり、今後の活躍が期待されます。監督からのアドバイスやコーチの評価からも、彼の成長に期待が寄せられています。来季の1軍デビューに向けて、さらなる努力が求められるでしょう。
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