岡本和真、読売ジャイアンツからメジャー挑戦が正式発表—フィリーズが注目の移籍先候補に

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読売ジャイアンツは22日、29歳の内野手・岡本和真がポスティングシステムを利用してメジャーリーグに挑戦することを公式に発表した

ポスティングシステムとは、MLB以外のリーグに所属する選手が、契約を解除し、米国でプレーするために球団に申請を行う制度である

この発表を受けて、すでに複数のメジャーリーグ球団が岡本の移籍先としての候補に挙がっており、その中でもフィラデルフィア・フィリーズが最有力候補と米メディア『グッド・ファイト』が報じている

岡本は2016年に読売ジャイアンツに入団以来、3度も本塁打王に輝くなど、その打撃力は定評がある

特筆すべきは、2018年から2023年までの6年間にわたって30本以上の本塁打を打った実績であり、今季は怪我に悩まされながらも、15本塁打を記録し、高いパフォーマンスを維持している

フィリーズは現在、東京ヤクルトスワローズの村上宗隆内野手にも関心を示しているが、岡本にも同様の興味を持っているようだ

『グッド・ファイト』によると、フィリーズが岡本を本格的に獲得するには、現在サードを守るアレク・ボームを放出する必要がある可能性が高いという

しかし、岡本はサードの守備をこなすことができるため、村上のように守備位置を再編成する必要はないだろう

フィリーズはアジア市場への進出に力を入れている球団として知られており、昨オフには山本由伸の獲得を試みたが失敗したものの、最も高額なオファーを提示していた

このような背景から、岡本はフィリーズが長年求めてきた右の強打者として大いに期待されている

また、岡本はメジャーで成功を収める日本人野手となる可能性を秘めた逸材でもあり、その獲得はフィリーズにとってチャンスとなるだろう

岡本選手がメジャー挑戦を決断したことは、日本の野球界にとって大きな意味を持つ。特に現代の野球において、メジャーリーグでの成功は選手にとって夢の舞台であり、岡本選手が新しい環境でどのような活躍を見せるか、期待が高まる。フィリーズとの関係性が注目されており、彼が新しいチームの中でどのように成長するか、熱い視線が集まるだろう。
キーワード解説

  • ポスティングシステムとは? 短期間でメジャーリーグに挑戦するための制度で、海外の選手が自国のリーグから他国のリーグに移籍する際に利用されます。
  • 本塁打王とは? 一シーズン中に最も多くの本塁打を打った選手に贈られるタイトルで、打撃力の象徴とされています。

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