巨人・横川がブルペンで300球を投げ込み、来季先発ローテーション定着に向けて猛特訓を実施

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巨人の横川凱投手が、10月31日の秋季練習3日目にブルペンで約300球を投げ込んだ

横川選手はこの球数を投げたことはアマチュア時代も含めても経験が無く、「プロ1年目に200球投げたことがあるくらい」と語っている

来季の先発ローテーション定着を見据え、彼は自己の限界を超えるための特訓を行った

ブルペン練習は2回に分かれ、最初の軽めの投球を終えた後に別メニューをこなし、その後に260球を投じた

横川は「100球を超えてから力が抜けて、いいバランス感覚を実感した」と述べ、一度目の練習と合わせると「300球は無理」としつつも、達成感を示していた

今季は7年目を迎え、過去2番目に多い8試合に先発しながらも2勝にとどまっている

最近のドラフト会議で、球団は同じ左投手で先発タイプの竹丸(鷺宮製作所)を1位指名しており、横川選手は「毎年左腕を補強しているので、ふがいなさをすごく感じている」と危機感を訴えた

また、外国人選手グリフィンの退団の可能性が高まり、井上選手の不調も加わって、先発左腕の補充が急務となっている

阿部監督は「競争してほしい」と選手たちに奮起を促し、秋季練習での投げ込みを強く求めている

横川選手は「来年にかける思いは一番強い」とし、指揮官の信頼を勝ち取るための覚悟を示している

今回の横川投手のブルペンでの特訓は、来季に向けた意気込みが伺えます。チーム内での競争が激化する中で、自身の投球技術を向上させ、先発ローテーションに名を連ねるための努力を惜しまない姿勢は多くのファンにとって頼もしい限りです。監督からの期待に応えるために、自己の限界に挑む姿勢は、プロとしての責任感を強く感じさせます。
キーワード解説

  • ブルペンとは?:野球で選手が試合前や練習中に投球練習を行う場所で、リリーフピッチャーや先発投手が試合の準備をするために使用します。
  • ローテーションとは?:プロ野球において、先発投手を順番に起用する方法を指し、各投手が一定の間隔で試合に登板できるように組まれた投手起用パターンです。
  • 危機感とは?:自分の立場や状況が不利であると感じ、その問題に対処しなければならないという強い思いを指します。

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