オリックス・山岡投手、FA権行使せず残留を表明

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オリックスバファローズの山岡泰輔投手(30)が、10月2日付で今シーズン取得した国内FA権を行使せず、チームに残留することを明らかにした

彼はその理由として「チームの優勝」と「監督のマモさんを日本一の監督にしたいという思い」が大きかったと語っている

FA権とは?

FA(フリーエージェント)権とは、選手が特定の条件を満たすことで、他のチームと自由に契約を結ぶことができる権利を指す

山岡選手は、この権利を取得したものの、オリックスでのプレーを選択した

初めての話し合いで気持ちを固める

山岡選手は、10月18日に球団と初めての話し合いを持ち、慰留を受けた際に「評価と熱意を感じた」と振り返った

一方で、「半々まではいかない」としつつも、他球団の話も聞いてみたい気持ちがあったことを明かした

先発転向の打診とその影響

秋季練習が始まった22日には、岸田監督から先発転向への打診を受けたが、このことが残留の決断を後押ししたわけではないと語る

ただし、「チームのためになるなら、マモさんのやってほしいところでやります」とも述べた

プロキャリアの振り返り

山岡選手は過去19年と20年に開幕投手を務めていたが、今季はリリーフに転向

シーズン成績は5勝3敗、13ホールド、防御率4.25というものであった

個人的な目標としては、先発から離れている期間を考慮し、充分な投球回数を達成し、10勝を目指して努力する意向を示した

ファンとの交流も大切に
練習の合間には、約100人のファンを対象に即席のサイン会を実施

熱心なファンの求めに応じて丁寧にサインを行った

プロ入りから10年目を迎える彼の情熱は、今もなお燃え続けている

山岡選手がオリックスに残留するという決断は、チームに対する強い思いが反映されたものといえる。特に、監督をサポートしようとする姿勢は、その選手にとって重要な要素であることを示している。また、選手時代からの人間関係が彼の決断に影響を与えている点に注目したい。
キーワード解説

  • FA権とは?選手が特定の条件を満たすことで、他のチームと自由に契約できる権利です。

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