残留の理由と岸田監督の存在
山岡投手が残留を決意した背景には、オリックスの岸田監督の存在が大きいと語った「(球団には)ドラフトの時に選んでもらったということ(感謝の思い)もある
やっぱり僕の中で大きかったのはマモさん(岸田監督)が(チームに)いるというのが一番
」と、監督の選手思いな姿勢が影響を与えたと述べた
岸田監督とのやり取り
シーズン終了後、岸田監督から来季は先発で起用する方針を伝えられた際、山岡投手は「チームのためになるなら、マモさんのやってほしいところでやります」と伝えたと明かしたこのように、選手と監督間のコミュニケーションが信頼関係を深め、残留の決定に寄与したことがうかがえる
FA権行使の選択肢
FA権行使という選択肢もあった山岡投手だが、球団との面談を重ねる中で「来年もオリックスで頑張りたいという気持ちがあった」と明かし、残留を選ぶ決意を固めたことが、選手の意志を著しいものとしたこの決断がオリックスのチーム成績にどう影響するか、期待が寄せられている
来季への意気込み
今季は救援で41試合に登板した山岡投手は、5勝3敗、13ホールド、防御率4・25の成績を収めている10年目を迎える来季には、2023年以来3年ぶりに先発に挑むという
「マモさんを日本一の監督にしたい
今はすごくいい先発(投手)がそろっているので、そこに負けないように
規定(投球回)と10勝を目指してやっていきたい」と、強い意欲を見せた
山岡投手の残留表明は、選手と監督間の信頼関係が強く影響していることが明確になった。特に岸田監督の選手を思う姿勢が、今後のチームや選手の成績に与える影響が注目される。FA権行使を選択しなかったことでオリックスのチーム編成が安定する一方、山岡投手自身も新たな挑戦に向けた意気込みを見せており、来シーズンの活躍が期待される。
キーワード解説
- フリーエージェント(FA)とは?: FAとは、一定の条件を満たす選手が他の球団と自由に契約を結べる権利のこと。
- 先発投手とは?: 先発投手とは、試合の初めから登板して投球を始める投手のことを指し、その試合を通じてチームに勝利をもたらす重要な役割を果たす。
- 防御率とは?: 防御率とは、投手がどれだけ安定して得点を抑えられたかを示す指標で、少ないほど優秀とされる。

