ソフトバンク松本裕、WBCメンバー入りを目指し本格始動

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 日本一の次は、世界一だ! ソフトバンクの松本裕樹投手(29)が3日、みずほペイペイドームで新シーズンの始動を表明し、来春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)メンバー入りへの強い意欲を示した

 今シーズンは「8回の男」としてフル回転し、初の最優秀中継ぎ投手賞を受賞

15日と16日に予定される「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025」での韓国との強化試合が、メンバー選考の重要な試金石となる

松本は「侍モード」に切り替え、例年より早い時期にトレーニングを開始した

気持ちを新たに、コンディション調整へ

 松本は冷静な表情ながらも、内心は高まっている様子だ

「やるからにはしっかりとコンディションを整えなければならない」と語り、準備の重要性を強調した

シーズン終了後ということもあり、疲労感は残っているが、早期に練習を再開することで体調を整える考えだ

成績と役割の変遷

 2025年のシーズンにおいて松本は51試合に登板し、パ・リーグ最多となる44ホールドポイントを記録した

この成果により、最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得

特に日本シリーズの第5戦では11回から登場し、無失点に抑えてチームを胴上げへと導いた

WBC特有のボールへの適応

 WBCに向けた準備も進めており、シーズン中には公式球でのキャッチボールも行っている

「NPBの球とは質感が異なる」と松本は語るが、「試合で実際に投げてみないと分からない部分も多い」とし、現実的な感触をつかむことの必要性を訴えた

次世代への期待
 松本は、井端ジャパンの一員として全力を尽くす意向を示し、「チームの勝利のために、目の前の打者をしっかり打ち取る」と力強く語った

WBCでの代表経験はないが、高い目標に向けて着実に調整を進めている

ソフトバンクの松本裕樹投手がWBCを目指し、シーズンオフを利用して早期トレーニングに専念する姿勢は、選手としての意識の高さを示すものです。特に新しい環境での投球感覚を磨くことは、国際舞台での成功につながるでしょう。
キーワード解説

  • WBCとは?:ワールド・ベースボール・クラシックの略称で、国際的な野球大会が開催される。
  • 最優秀中継ぎ投手とは?:プロ野球における最多の中継ぎ登板を記録した選手に贈られるタイトル。
  • ホールドポイントとは?:リードを守って登板した投手に与えられるポイントで、特に中継ぎ投手の重要な成績指標。

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