岩貞選手は、2013年のドラフトで1位指名を受けて横浜商科大学から阪神に入団以来、安定した成績を残してきた
キャリアの初期には先発投手として活躍し、特にプロ3年目の2016年には10勝9敗、防御率2.90という好成績を収めた
また、2020年以降はリリーフ投手に転向し、先発時代に培ったタフさを活かして、さまざまな場面で登板してきた
彼の登板はチームの危機を救う重要な役割を果たした
岩貞の成績とチームへの貢献
2022年のオフシーズンには国内FA権を取得したものの、その権利を行使せずにチームに残った今季、岩貞は10月に海外FA権の要件を満たしたが、再び残留を選択
これにより来季も阪神のユニフォームを着て戦うことを決意した
今シーズンは29試合に登板し、3勝1敗、4ホールド、防御率2.12という成績を残している
特に、福岡ソフトバンクホークスとの日本シリーズ第2戦では打球を左肩に受けた影響もあったが、それでも彼の貢献は計り知れない
来季への期待
藤川球児監督の就任2年目となる来年のシーズンにおいて、岩貞の経験と実績は非常に貴重な戦力となるだろうチームの若手選手たちにも良い影響を与えながら、さらなる成長を期待したい
岩貞投手の残留は、阪神タイガースにとって大きなミスがなく、安定した戦力を確保できることを意味します。特に来シーズン、新たな挑戦が待ち受ける中で、彼の経験が若手選手にとっても大きな資源となるでしょう。監督の藤川球児さんにとっても、頼れる投手が残ることは心強いばかりです。
キーワード解説
- 海外フリーエージェント権とは?:これはプロ選手が所属するチームを離れて、他のチームと契約を結ぶことができる権利のことです。
- リリーフとは?:試合中に先発投手が降板した後、登板する投手のことを指します。彼らは試合の流れを変える重要な役割を持っています。
- ホールドとは?:リリーフ投手が、試合をひっくり返されたり、勝っているチームが勝利するために貢献した場合に与えられる記録のことです。
- 藤川球児監督とは?:元プロ野球選手で、阪神タイガースの監督を務める人物です。選手時代には素晴らしい成績を残し、チームを支えてきました。

