読者の皆さん、秋季キャンプ第1クール2日目のヤクルトスワローズの動きを詳しくお伝えします。若手選手の成長の足音が聞こえるこの時期、監督の方針と選手たちの取り組みから目が離せません。
本格練習の開始と当日の流れ
2日目は坊っちゃんスタジアムで全体練習が実施され、本格的な練習がスタートしました。池山監督は練習開始前に「挨拶を徹底し、打つ・投げる・守るの取り組みを自分で考え、コーチ陣と話してこのキャンプを乗り越えてほしい」と選手へ呼びかけました。
全体のウォーミングアップとコンディショニングを終えると、投手陣はキャッチボールとブルペン投球、野手陣はキャッチボール・ポジションノック・2か所でのローテーションを活用したバッティング練習を行いました。午後には野手の特打・特守・ウェイトトレーニングが行われ、特打の場面では池山監督自らがバッティングピッチャーを務める場面も見られました。
投手陣は個別練習やウェイトトレーニングで調整を続け、野手陣は守備の反復と打撃の感覚を磨く動きを継続しました。練習初日を終えるころには、若手を中心とした動きにチーム全体の活力が戻ってきた様子が確認されました。
午後のトピック: 特打と特守
特打では若手選手の打撃技術の向上を狙い、監督の指導が直接入る場面が増えました。北村恵吾選手への指導も活発に行われ、選手の叩き込みが意識的に進められました。
夜の歓迎レセプション
夜には松山市のホテルで歓迎レセプションが開かれ、球団の代表取締役社長が挨拶。来季へ向けた意気込みとファンへの感謝の言葉が述べられ、21名の新戦力がチームを変える期待が示されました。
選手の課題と未来
今回のキャンプには21名の若手選手が参加しており、早期の実戦登用へ向けた課題の整理と個別の成長プランが共有されました。監督は「この2週間で各自が自分の課題を明確にし、春へつなげてほしい」と語りました。
読者の皆さん、今後も若手の成長とチームの動きを追っていきます。現場の声を伝えることを大切にし、皆さんの応援が選手たちの背中を押すと信じています。


