阪神タイガース、FA選手の動向がチームの来季戦略に影響か

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【写真:産経新聞社】来季、セ・リーグ連覇を狙う阪神タイガース

今オフは主力選手のFA(フリーエージェント)権行使に注目が集まっている

FAとは、一定の条件を満たした選手が、契約している球団に縛られず、他の球団と契約を結ぶことができる制度だ

阪神は、まずは2日、代走の切り札である植田海内野手が国内FA権を行使せずに残留することを発表した

続いて3日には、中継ぎ左腕として様々な場面に登板可能な岩貞祐太投手が、海外FA権を行使せずに残留を決めた

これにより、阪神のチームは一定の安定感を保つことが期待される

残る阪神のFA注目選手は、今季国内FA権を取得した近本光司外野手と、4年契約の最終年にあたる梅野隆太郎捕手だ

近本は、6月に球団日本人最速となる861試合目で通算1000安打を達成し、昨季まで4年連続でベストナインとゴールデングラブ賞を受賞

今季は32盗塁を記録し、これで4年連続、通算6度目の盗塁王を獲得した

こうした実績を持つ近本の残留が、チームの成功にどう影響するか注目が集まる

また、梅野は2017年から7年連続で開幕マスクを任され、ゴールデングラブ賞を3度獲得

昨季には、生え抜きの捕手として初となる通算1000試合出場を達成した

今季は52試合の出場にとどまった梅野だが、彼の存在はチームにとって大きな価値がある

特に、若手投手の門出を支える役割を果たしており、去就に関する決定がチーム全体にどれほどの影響を与えるかが注目される

球団初となるリーグ連覇を目指す藤川球児監督にとって、これからのFA選手の残留がチーム全体の戦力に大きな影響を与えることは間違いない

選手たちの去就に関する発表が待たれる

阪神タイガースは来季の連覇を狙う中、主力選手のFA権行使について注目が集まっています。特に近本選手や梅野選手の去就がチームに大きな影響を与える可能性が高く、ファンにとっては要注意の期間です。
キーワード解説

  • FAとは? : 選手が契約を結んでいる球団から自由に他の球団に移籍できる権利のことで、特定の条件を満たした選手に与えられる。
  • ベストナインとは? : 各ポジションでその年に最も優れた選手に選ばれる栄誉で、公式戦での成績やチームへの貢献が評価される。
  • ゴールデングラブ賞とは? : 守備の優れた選手に贈られる賞で、全試合を通じて最も守備が上手な選手に与えられる。

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