プロ野球選手の戦力外通告、貴重な左リリーフ陣に影響

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 2025年11月6日、プロ野球界において重要な動きが見られた

東京ヤクルトスワローズから戦力外通告を受けた山本大貴選手が、その一人として名を連ねた

山本選手は、2017年のドラフトでロッテに3位で入団し、シーズンを通じて調子を上げるタイプであったが、一軍定着には至らなかった

2022年途中にヤクルトへトレード移籍し、ようやく才能が開花

移籍1年目は5試合登板で防御率7.94、翌2023年には42試合登板し、防御率2.55、2024年は44試合登板で3勝12ホールド1セーブ、防御率1.42と内容も安定していた

しかし、今季は17試合の登板で防御率5.17と成績を落とし、戦力外通告を受けることとなった

 さらに、北海道日本ハムファイターズからも戦力外通告を受けた福田俊選手は、2018年のドラフト7位で入団

2022年には13試合登板で防御率0.87、そして2023年には29試合に登板し無失点を記録

しかし今季は一軍での登板がなかったものの、ファームでの防御率は1.80と安定した成績を残している

 読売ジャイアンツから戦力外となった今村信貴選手は、2011年のドラフト2位で入団

2022年には55試合に登板し、リリーフとしても活躍していたが、今季は一軍登板がなかったものの、ファームで防御率1.91をマークしている

 また、福岡ソフトバンクホークスから田浦文丸選手が戦力外通知を受けた

彼は2017年のドラフト5位で入団し、2023年には自己最多の45試合に登板し、7ホールドを記録したものの、今季の一軍登板はなし

ファームでは防御率4.58だった

 各球団において、左のリリーフは非常に貴重な存在とされている

昨年オフには、横浜DeNAベイスターズから戦力外となった石川達也選手が巨人に移籍し、見事に活躍した例もある

このオフ、果たして何人の選手が新たな環境で再起を果たすことができるか、注目が集まる

プロ野球界での戦力外通告は選手にとって厳しい現実です。特に貴重な左のリリーフピッチャーが戦力外になるとなると、その穴を埋める選手がいないチームも多く、戦略の見直しが必要になります。今後の動きには注目です。
キーワード解説

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