阪神タイガース、和田豊氏が新ヘッドコーチに就任

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阪神タイガースは6日、元監督の和田豊氏(63)が新ヘッドコーチに就任することを発表した

西宮市内の球団事務所で行われた記者会見では、藤川球児監督(45)から就任の依頼を受けたことが明かされた

和田氏は「束になって戦う」という決意を表明し、球団史上初のリーグ連覇を目指す情熱を語った

会見では、急なヘッドコーチ就任に驚きを隠せない様子の和田氏

彼は「この秋季キャンプでも見ていたし、本当に驚いている」と述べた

また、2日前に藤川監督から連絡を受けた際の感情も率直に語り、「連覇に力を貸してください」と言われ、仰天したという

和田氏は、「監督は決断の連続で迷うこともあると思う

その時に肩を押してあげられる存在になりたい」と意気込みを語った

和田氏は、2001年に現役を引退し、以降は打撃コーチなどを歴任し、2012年から2015年までは1軍監督としても活躍

特に2014年にはシーズン2位から日本シリーズ進出を果たした実績も持つ

今季は1・2軍打撃巡回コーディネーターとして、2年ぶりのリーグ優勝にも貢献した

藤川監督は、和田氏を選んだ理由について「この1年間、選手や首脳陣を見てくれた和田氏の経験が必要だと思った」と語り、熟考の末の選択であることを強調した

阪神タイガースは連覇を達成することが最重要課題であり、和田ヘッドコーチはそのために全勢力を結集し、若手の育成と中継ぎ右腕の台頭を促進する考えを示した

「全ての勢力をかけて勝ちに行く」と強い言葉を残した彼のスタイルが、チームに新たな風をもたらすことが期待される

和田豊(わだ・ゆたか)氏は1962年9月2日生まれ、千葉県出身

現役時代は174センチ、72キロの右投げ右打ちで、84年度ドラフト3位で阪神に入団

その後、通算1713試合、1739安打を記録しており、阪神一筋で活躍した後、コーチや監督として経験を積んできた

新たにヘッドコーチに就任した和田豊氏が、阪神タイガースにどれほどの影響を与えるかが注目される。藤川監督との連携や、選手とのコミュニケーションが重要であり、阪神ファンとしてはその成果が楽しみだ。和田氏の経験はチームの強化に大きく寄与することが期待される。
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