日本ハム、栗山CBOが新役職「コーディネーター」設置で組織改編を推進

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北海道日本ハムファイターズの栗山英樹CBO(64)は、7日に行った会見で、来季の首脳陣に新たに設けられた「コーディネーター」という役職についての狙いや意図を説明しました

この役職は、チーム内の様々な意見を集約し、選手やスタッフとのコミュニケーションを円滑に進める役割を担います

コーディネーターの役割と新体制

栗山CBOは「要するに、すべてのことをコーディネートする

全ての意見をちゃんと聞いて、まとめて、じゃあみんなで折り合いをつけて、じゃあこうでしょうねってコーディネートする人」と述べ、コーディネーターの重要性を強調しました

投手コーディネーターには金子千尋氏(41)、打撃コーディネーターには佐藤友亮氏(47)が就任し、彼らはそれぞれ投打に分かれてチーム構築をサポートします

選手育成の新アプローチ

新役職の設置により、シーズン中には1軍と2軍を巡回し、両者の戦い方が統一されるよう努めることが求められます

栗山CBOは「今の戦い方ってファームと1軍は一緒になって前に進む」と言及し、選手やコーチ陣との直接の対話が重要であることを訴えました

具体的には、ピッチングについては金子氏と先発投手が直接コミュニケーションを取る方が理解しやすいと述べています

永続的なチーム強化に向けて

球団はこの人事を“組織改編”の第一歩と位置付けており、「指導はチームがやっていること」とし、選手の育成と強化を一体化させる意義を強調しました

また、将来的には野球人以外の専門家もチームに加わる可能性があり、「すごく勉強してる人たちがいて、適してる人がいるのであれば、そういう方向に進むことも考えている」と語っています

これまでの実績と期待される効果
栗山CBOの新しい試みは、これまで2軍で目覚ましい成果を上げた金子氏と佐藤氏の指導力を活かしつつ、選手育成の方針を刷新するものです

成功裏に進行すれば、チームとしての結束力が一層強まることでしょう

栗山英樹CBOが導入した「コーディネーター」という役職は、選手やコーチとのコミュニケーションを強化し、組織の一体感を深めるための新たな取り組みです。この試みは、選手育成の質を高める期待が持たれており、チームの方針強化に寄与することでしょう。
キーワード解説

  • コーディネーターとは?選手育成やチーム内の意見調整を行う役職で、選手やコーチとのコミュニケーションを円滑に進める役割を担います。
  • 組織改編とは?チームの運営や構成を見直し、より効果的に機能することを目的とした変更作業のことです。

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