阪神秋季キャンプで注目の「珍トレーニング」、若手選手が新たな挑戦に挑む

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
阪神タイガースは11月7日、高知・安芸市営球場において秋季キャンプの第2クール2日目を迎えた

この日は、選手たちが一般的な練習メニューを消化する傍らで、特異なトレーニングが行われ、関心を集めた

トレーニングの内容

午前中の練習では、キャッチボールや投内連携、ブルペン投球などが実施されたが、午後のセッションでは特に目を引くトレーニングが行われた

サブグラウンドでは、2024年育成ドラフト1位ルーキーの早川太貴投手(25)や、大卒2年目の津田淳哉投手(24)などが外野手のようにフライを追いかける姿が見られた

珍トレーニングによる効果

このトレーニングは、マシンから放たれる打球を必死でキャッチするもので、選手たちは大粒の汗を流しながら懸命にプレーした

落球することも多々あったが、これにより体力や下半身の強化、バランス感覚の向上が期待される

監督のコメント

藤川球児監督(45)は、このトレーニングについて「僕たちは関与していないんです

ファームのメニューなんで、そこまでは決めていないです…」としながらも、このトレーニングが選手たちにとって良い影響を与える可能性を示唆した

選手の声
トレーニングに参加した早川は、「大学、社会人でやった記憶がないので、高校生ぶりだと思います

ほんとに捕れなくて難しかったです」と苦笑いを浮かべた

しかし彼は「これまで結構トレーニングをしてきたので、キツかったですが、しっかり体力をつけていきたい」と今後に向けた意気込みを語った

若手選手たちが未知のメニューに挑む秋季キャンプは「地獄の秋」とも称され、彼らが来シーズンに向けた飛躍を遂げるための重要なステップとなっている

今回の阪神タイガースの秋季キャンプは、若手選手にとって貴重な経験となることが期待されます。特に珍しいトレーニングメニューの導入は、選手たちに新たな挑戦を提供し、さらなる成長を促す狙いがあると考えられます。今後の成果に注目が集まります。
キーワード解説

  • トレーニングとは?体力や技術を向上させるための練習方法を指し、さまざまな手法が用いられます。
  • フライとは?野球において、バッターが打ったボールが高く空中に飛んだ状態を指し、外野手が捕ることが求められます。
  • 下半身強化とは?スポーツにおいて、脚部や体幹の筋力を強めることを意味し、運動機能を向上させる重要なトレーニングです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。