ロッテの新たなドキュメンタリー映画『MARINES DOCUMENTARY 2025 すべての敗れざる者たちへ』発表
千葉ロッテマリーンズは7日、10月14日に制作発表したドキュメンタリー映画のタイトルが『MARINES DOCUMENTARY 2025 すべての敗れざる者たちへ』に決定したことを発表し、特設サイトにティザー映像を公開した映画は春季キャンプから密着取材を行い、選手たちの素顔や試合の裏側など、チームの多様な姿を描くもので、2023年から続くシリーズの第3作目となる
映画の監督を務めるのは、千葉県出身の志真健太郎氏
志真監督は「僕は千葉県の高校球児でした
仲間と千葉マリンスタジアムを目指して過ごした青春の日々から、20年が経ちました」と振り返り、このプロジェクトへの深い想いを語った
志真監督は続けて、「憧れだったプロ野球選手たちは、ずっと『人生の勝者』だと思っていました
しかし、この一年間、彼らが努力を重ねながらも報われない姿を見て、プロ野球選手も同じ人間であることに気付かされました
この映画は、マリーンズファンだけでなく、何かに負けたり、挫折した経験がある人々にも届いてほしい」とコメントした
映画のテーマとメッセージ
今シーズン、ロッテは「Vision2025」を掲げて常勝軍団を目指して臨んだが、気付けば優勝から最も遠い地点にいたこの映画は、2025年の敗北を描写する内容となっている
監督は「決して心地よい物語ではないが、負けっぱなしでは終われない、すべての敗れざる者たちへ」と意気込みを語った
作品の価値は、選手たちが敗北の中でもがき続けた姿や、彼らを支えたスタッフ、そして応援し続けたファンの姿をしっかりと記録することにある
今回のロッテのドキュメンタリー映画は、プロ野球選手たちの苦悩や努力、それに寄り添うファンの姿を描くことで、敗北の中にも価値を見出す重要なメッセージを伝えています。志真監督の言葉からも、負けている時だからこその人間的な深さが感じられ、観客には共感できる内容になることでしょう。
キーワード解説
- ドキュメンタリー映画とは?実際の出来事を元に、取材やインタビューを通して制作される映画のことです。リアリティのあるストーリーが魅力です。
- 監督とは?映画やテレビの制作において、作品の全体を指揮し、演出や編集などに関与する重要な役割を持つ人物です。
- 常勝軍団とは?常に勝ち続けることを目指すチームや組織を指します。プロ野球では、タイトルに恵まれるチームを示すことが多いです。

