大勢選手は、8日にブルペンでの投球練習を実施し、フォームをスタッフにカメラで記録してもらいながら、直球とフォークボールを合計9球投げた
フォームの確認と技術向上
大勢投手は「右足に体重が乗り切ってから投げる時と、乗り切れないまま投げてしまう時がある今回はその確認をしました」と述べ、投げる際の体重移動がパフォーマンスに与える影響を自覚していることを明かした
体重移動とは、投球時に下半身から上半身へとエネルギーを伝える動作で、この技術が向上することによりボールの速さやコントロールが向上する
ダブルクローザー構想
さらに、井端監督は来年3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック（WBC）に向けて、大勢投手と中日ドラゴンズの松山選手による“ダブルクローザー”の構想を明かしたこの戦略は、試合の終盤に両投手が交互にマウンドに上がり、強固なリリーフ陣を形成することを目指している
韓国戦に向けた準備
大勢投手は、今回の韓国戦での好成績が、WBCでのチームの戦力になると考え、着実に準備を進めている強化合宿やブルペンでの投球練習は、彼にとって重要なステップであり、今後のパフォーマンスに大いに影響を与えると期待されている
巨人の大勢投手が、侍ジャパンの強化試合に向けて着実に準備を進めている様子が伝わります。特にダブルクローザー構想は、チームの強さをさらに引き上げる戦略として注目されており、ファンの期待も高まっています。
キーワード解説
- ブルペンとは？：ブルペンは投手が試合中に登板する前にウォームアップを行う場所のことを指します。
- フォークボールとは？：フォークボールは、ボールが落下するような軌道で投げる変化球のことで、打者にとっては打ちづらい球となります。
- ダブルクローザーとは？：ダブルクローザーは、試合の終盤に二人の投手が交互に登板し、強力なリリーフ体制を構築する戦術のことを指します。
