申請期限日である11日に、本人から球団に対して結論を伝えた
2025年からの複数年契約の可能性が高いと見られている
近本選手の決断の理由
近本選手は、自身の決断の背景について語った「甲子園での7年間、ファンの皆さんの声援の中でプレーするのがとても素晴らしい経験で、これからもその環境で楽しく野球を続けたいと思いました」とコメントした
近本選手はこれまでのプロキャリアで944試合に出場し、打率は2割8分8厘、安打数は1093本という安定した成績を収めており、特に2023年と2024年のリーグ優勝にも貢献してきた
ファンとのつながりを重視
近本選手は、淡路島出身であり、子供の頃から阪神タイガースを観戦し、憧れの存在だったという彼は「ドラフト1位で指名され、このチームに入った時は11年、12年優勝していなかったので、優勝したいという強い気持ちでプレーしてきた」と思い返した
近年の優勝経験についても、「2年前と今年に優勝を果たし、本当にこのチームで頑張ってよかった」とし、ファンやチームメートと喜びを分かち合いたいと語った
彼のこの言葉は、ファンとの強い絆を重要視する心情を示している
近本選手の今後の展望
近本選手は「これからも個人的に楽しく野球を続けられることがモチベーション」と明かし、今後の活躍に対する期待が高まるファンも彼の決断に安堵し、引き続き彼を応援していくことだろう
今回、近本選手がFA権を行使せずに残留を決めたことは、選手自身の思いやファンとの絆が深いことを示しています。チームの成功に貢献したい気持ちが強く、彼の残留は阪神タイガースにとっても大きな励みとなるでしょう。
キーワード解説
- FA権とは?フリーエージェント権の略で、選手が契約の縛りを受けずに他のチームに移籍することができる権利。
- 複数年契約とは?選手がチームと結ぶ契約が数年にわたるもので、チームにとっても選手にとっても安定した関係を築くことができる。

