中日・木下拓哉捕手が現状維持の単年契約を締結

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中日ドラゴンズの木下拓哉捕手(33)が12日、ナゴヤ球場隣接の選手寮「昇竜館」で契約更改を行い、現状維持の7000万円の単年契約にサインしました

木下選手は昨オフに国内フリーエージェント(FA)権を行使して残留し、複数年契約を結んでいます

今季の成績と怪我の影響

今季は正捕手としてスタートしたものの、5月30日の巨人戦で一塁へ駆け抜けた際に左太ももの裏を負傷し、肉離れを起こしました

この怪我は彼にとって人生初の経験でした

さらなるリハビリ期間中に再び痛みが発生し、その結果1軍に復帰することはありませんでした

今季の出場試合は38試合で、打率は2割4分1厘、2本塁打、8打点という成績でした

復帰への思い

木下選手は、「肉離れは人生初めて

順調に回復して球宴前にファームの試合に出られそうところまでいったが、実戦2日前に痛みが出て、怖さを植え付けられた」と振り返りました

9月末には2軍で実戦復帰を果たし、現在は痛みもなく、来季の開幕戦に向けて「開幕マスクを奪いにいく気持ちは変わらない」と意気込みを語りました

正捕手争いの展望

木下選手は、離脱中に台頭してきたルーキーの石伊雄太捕手(25)や加藤匠馬捕手(33)との正捕手争いについても言及しました

激しい競争が繰り広げられる中で、彼の存在がチームにとって重要なな要素となるでしょう

柳投手との連携
また、FA権を行使せず残留した柳裕也投手(31)については、「私生活で盛り上げたんで、来年は投球で盛り上げると思います」と冗談を交えながら期待を寄せました

柳投手は今年の春から好投を続けており、右肩の怪我が影響して不完全燃焼のシーズンだったとのこと

来季は彼の復活に期待が寄せられています

木下選手が契約更改を行い、現状維持の単年契約を結んだことは、チームにとって安心材料です。彼は今季、怪我に苦しみましたが、来季に向けての意気込みが感じられます。正捕手の座を奪うための争いも面白くなりそうです。
キーワード解説

  • フリーエージェント(FA)とは?プロのスポーツ選手が契約期間終了後に、他チームと契約する権利のことを指します。
  • 肉離れとは?筋肉が過度に伸びて、筋繊維が部分的に断裂してしまう状態を指します。

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