侍ジャパン、WBCに向けた強化合宿で新ルールに適応中

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野球日本代表「侍ジャパン」、WBCに向けた強化合宿を終了

野球日本代表「侍ジャパン」は12日、来春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向けた強化試合として韓国と対戦するため、宮崎市での合宿を打ち上げた

合宿期間中には、新ルールとして導入される「ピッチクロック」や「ピッチコム」に慣れることを目的とした練習が行われた

新たなルールへの適応

ピッチクロックとは、投手が投球動作に入るまでの時間を制限するシステムで、走者がいないときは15秒、走者がいるときは18秒以内に行動を開始する必要がある

このルールを逸脱すると、投手に対して1ボールが加算される

松山選手の挑戦

最終日のブルペンでは、中日の守護神である松山選手が制限時間を意識しつつ、投球動作の練習に励んでいた

彼は、「だんだん慣れてきた

あとはやるだけ」と述べ、強化合宿で得た成果を試合で発揮したい意気込みを見せた

ピッチコムの役割

ピッチコムは、捕手から投手に対して球種やコースを指示するための通信機器

捕手が操作するボタンを押すことで、最大27通りの指示が出せる

このような新しい技術は、試合のスピード感を高めることを目的としている

打者への影響
また、打者もルールに適応する必要があり、打席に構えるまでにかかる時間が制限されている

井端監督は、ルールに順応しつつ集中力を高められると期待を寄せている

今回の強化合宿では、新たに導入されるルールに関して選手たちが実践形式で練習に取り組む姿が見られました。新技術の導入により、試合のスピード感や戦略が変わることが期待されます。
キーワード解説

  • ピッチクロックとは?投手が投球動作に入るまでの時間を制限するルールのこと。走者がいない場合は15秒、走者がいる場合は18秒以内に投球しなければならない。
  • ピッチコムとは?捕手から投手に指示を伝えるための通信機器で、ボタンを押すことで球種やコースを指定できるシステムのこと。

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