ソフトバンク戦力外の板東湧悟、巨人と育成契約締結

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ソフトバンクから戦力外通告を受けた27歳の板東湧悟投手が、14日に巨人と育成契約を結んだことが明らかになりました

契約後、都内の球団事務所で行われた記者会見に出席した板東は、この新しい環境での挑戦を意気込んで語りました

背番号は「050」に設定され、年俸は約1300万円と推定されています

板東は今季、2年連続で一軍登板がなく、目立った活躍はありませんでしたが、二軍では21試合に登板し、そのうち15試合が先発となり、9勝2敗、そして防御率2.48という素晴らしい成績を残しました

特に防御率が最も良い成績で、チームの中で最優秀防御率を記録するなど、2軍でのパフォーマンスは素晴らしいものでした

記者会見では、「新しいこの地で育成契約を結んだことを大変嬉しく思っている

春のキャンプで支配下登録を勝ち取るため、良いアピールをしたい」と意気込みを語りました

板東は、自身のキャリアを振り返り、「一度野球人生が終わったかのように感じているが、このラストチャンスを大切にして野球を楽しんでいきたい」とコメントしました

また、板東は元ソフトバンクの泉圭輔投手と同期入団であり、「一緒に頑張れるのは嬉しい」と語り、良きライバルとして切磋琢磨できる喜びを表しました

来季の目標としては、一日でも早く支配下登録を勝ち取り、先発ローテーションの一員として活躍することを挙げています

板東選手の新たな挑戦に期待が寄せられます。育成契約という形で巨人に加入したことは、彼にとって新たなスタートとなります。特に、二軍での素晴らしい成績を持つ彼がどのようにして支配下登録を勝ち取り、一軍での活躍を果たすかが注目されます。楽しむ気持ちで臨む姿勢は、ファンにも良い影響を与えることでしょう。
キーワード解説

  • 育成契約とは?育成契約は、プロ野球選手が所属する球団が選手を育成するために結ぶ契約です。育成契約の選手は、一軍の登録がされず、二軍での活躍を重視されます。
  • 支配下登録とは?プロ野球における支配下登録は、育成契約などの選手が一軍でプレーするために必要な手続きです。この登録がされることで、選手は一軍の試合に出場できるようになります。
  • 防御率とは?防御率は、投手の成績を表す指標の一つで、1イニングあたり何点の失点を許したかを示します。防御率が低いほど、投手の守備力が高いことを意味します。

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