DeNA、オースティンとフォードを自由契約へ。プロ野球各球団も契約動向示す

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

DeNAはオースティン&フォードを自由契約に

プロ野球界はオフシーズンに突入し、各球団の選手の去就が注目を集めています

横浜DeNAベイスターズは、2025年11月13日にタイラー・オースティン内野手とマイク・フォード内野手を含む10選手の契約について発表しました

この動きは、特にファンの間で注目されています

タイラー・オースティンは2020年にDeNAに入団し、昨シーズンは打率.316を記録し、首位打者に輝くなど素晴らしい成績を残しました

彼は25本塁打69打点を記録し、日本のプロ野球(NPB)でもその存在感を示しました

しかし今季は再び故障に悩まされ、オールスターゲームへの出場も見送られ、65試合で11本塁打28打点、打率.269にとどまっていました

オースティンは、2020年から2025年の6年間で通算85本塁打をマークし、チームの日本一にも貢献しました

一方、マイク・フォードも昨季の日本一に貢献した選手ですが、オースティン同様、今季は思うような活躍ができず、自由契約が決定しました

また、DeNAは巨人から戦力外通告を受けた馬場皐輔投手と来季の育成選手契約を結び、背番号は「115」が与えられることになりました

馬場は2017年ドラフト1位で阪神に入団し、2023年オフの現役ドラフトで巨人へ移籍

その後、育成契約選手だった深沢鳳介投手とは支配下契約を結ぶことも発表しました

さらに、日本ハムは古林睿煬投手、孫易磊投手との契約延長に合意しました

古林は台湾のプロ野球界で”火球男”と呼ばれる実力者で、今季加入後7試合で2勝2敗、防御率3.62を記録しています

孫は1軍での経験を経て、期待される若手選手です

楽天では渡辺正人氏が内野守備走塁コーチに就任し、徳山一翔、松田啄磨、前田銀治の3選手との育成再契約が公表されました

また、広島から戦力外通告を受けた山足達也内野手は、12日の合同トライアウトを経て現役引退を決意したことをインスタグラムで明らかにしました

彼はオリックスからドラフト8位で入団、2021年からの連続優勝にも貢献した選手です

山足は「栄光1挫折9の現役生活ですが、家族やファンのおかげでここまでやれました」と振り返っています

今回のニュースは、プロ野球界のオフシーズンにおける選手の去就の一端を示しています。特にDeNAから2名の選手が自由契約になったことは、チームの戦略や選手の成績が直結していることを印象づけます。また、育成契約の選手も多く、今後の育成方針が注目されます。
キーワード解説

  • 自由契約とは?:プロスポーツにおいて選手が所属しているチームとの契約終了を意味し、他のチームと新たに契約を結ぶことができる状態を指します。
  • 育成選手契約とは?:プロ野球における選手契約形態の一つで、支配下選手(1軍選手)として登録されない育成選手と呼ばれる選手の契約です。
  • オフシーズンとは?:プロスポーツのシーズンが終了した後、選手やチームが次のシーズンに向けて準備をする期間を指します。

SNSでもご購読できます。