注目の選手は来秋ドラフト1位候補として名高い投打二刀流の菰田陽生(2年)
彼は三塁手として公式戦初スタメンを果たし、好守に適時打を含む2安打を記録し、救援登板でも貢献する大活躍を見せた
試合開始前のスタメン発表では、プレスルームに驚きの声が広がった
公式パンフレットには背番号3の菰田が「5」を背負い、「3番・サード」で出場することになっていたためだ
正遊撃手がケガをしたことにより、菰田がサードを守ることになった
菰田自身は、この経緯を次のように語った
「三塁の練習は10日前くらいから始めていました
本当にいいチャンスです
ここを中途半端にやるよりも、一つのチャンスを生かしてやりたいという気持ちで入りました
」彼は5回に流れを変えるファインプレーを見せた
2点を追う状況で、二死のピンチに三遊間の打球を横っ飛びで好捕
そのボールを一塁に送球し、見事アウトに仕留めた
吉田洸二監督は「元々、関東大会が終わったら三塁の練習をしようと話していた」と説明し、菰田の適応力を称賛した
「彼はリーチが長く、ボールがグラブに入る選手
大きな試合になればなるほど、想像を超えてくる」と語った
投手としても、彼は6回から救援登板し、1回1/3を2安打無失点に抑えた
打撃でも4打数2安打1打点を記録
試合を観戦していた巨人の青木スカウトは「バッティングは関東大会から調子が良い
彼の技術と反応は素晴らしい
サードのハンドリングも柔らかい
19歳で194センチ、100キロという体躯を持ちながら、体を上手に扱えるのは楽しみだ」と強い関心を寄せた
菰田陽生は無限の可能性を秘めた存在であり、まずは秋の日本一を目指して全力を尽くす
山梨学院の菰田陽生選手が公式戦初スタメンとして素晴らしい活躍を見せました。特に、三塁手としてのファインプレーと、打撃でも重要な役割を果たした点が印象的です。彼が今後どのように成長するのか、非常に楽しみです。
キーワード解説
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