阪神・栄枝捕手、契約更改で年俸1000万円に増額

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阪神タイガースの栄枝裕貴捕手(27)が15日、西宮市内の球団事務所で契約更改の交渉を行い、前年度の780万円から220万円増の年俸1000万円で合意した

プロ入り5年目で初めて開幕1軍に名を連ねたものの、今シーズンは8試合の出場に留まり、打率は0.222、打点はたった1点にとどまっている

契約更改の際、球団からは「早く頭角を現せ」と激励を受けた栄枝選手

その背景には、10月下旬に受けた「右尺骨骨折観血的手術」が影響している

この手術は、尺骨という腕の骨を修復するためのもの

栄枝選手は、怪我が完治することを期待しつつ、一日でも早く戦線復帰を目指す意気込みを見せた

さらに、14日にはトレードによって日本ハムから伏見寅威捕手の加入が発表され、栄枝選手は「経験豊富な方なので、多くのことを学んで自分に取り入れ、負けないようにしたい」と語った

また、新人の町田隼乙捕手(ドラフト4位)は、750万円から20万円減の730万円でサイン

町田選手も今季は1軍での出場がなく、10月に「左示指PIP関節内骨折観血的手術」を受けた

怪我の具合は順調で、「左手の怪我なので、それ以外にできるトレーニングが多く、ケガを治しながら復帰に備え、レベルアップしたい」と決意を示した

栄枝選手の契約更改は、彼のこれまでのパフォーマンスと今後の成長を見越した決定だと言えます。また、チームも新しい選手の加入により活性化を図る意向が感じられます。特にトレードや若手選手の復帰に期待が寄せられる中で、栄枝選手には大きな成長が求められている状況と言えます。
キーワード解説

  • 契約更改とは?契約更新の際に選手の年俸や条件を再交渉するプロセスを指します。
  • 観血的手術とは?治療の一環で、手術を通じて体内の問題を直接的に治療することを意味します。
  • PIP関節とは?手の指にある関節の一つで、特に曲げ伸ばしに重要な役割を持っています。

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