彼は高校時代以来となる三塁守備に取り組み、練習試合でその姿を見せた
この取り組みは、外野の定位置争いが熾烈(しれつ)を極めている中でのものである
現在、ロッテの外野は藤原恭大選手(25)、高部瑛斗選手(27)、西川史礁選手(22)らがそれぞれポジションを争っており、山本も競争に加わりたいと意気込んでいる
山本選手は「もちろん外野で勝負したいですが、自分が出られるところを探していきたい」と述べ、木村サブロー監督は「ちょっとでも出られる可能性があるなら、いろんなところを挑戦させた方がいい」との考えを示した
選手がリーダーシップをもって柔軟にポジションを変えることで、チーム全体の戦力を高めることが期待される
ポジション争いの背景
山本がチャレンジする三塁というポジションは、基本的に内野の一塁側にあり、速く強いスローイングが求められる場面が多い外野手としては守備範囲が広く、打球判断力も必要だが、三塁手では特に瞬発力が重要となる
山本選手がこの挑戦によりどのような成長を見せるか、注目が集まる
今回の山本選手のポジション変更は、チーム内の激しい競争を物語っています。山本選手が新たなポジションに挑む姿勢は、他の選手にも刺激となり、良い影響を与えることでしょう。監督も出場機会を増やすために柔軟な考え方を持つことは、チーム全体の士気向上に繋がると思われます。
キーワード解説
- 熾烈(しれつ)とは?: 競争が非常に激しい様子を表す言葉で、特にスポーツやビジネスにおいて、参加者が互いに高いレベルで争っている状況を指す。
- 出場機会とは?: スポーツチームにおいて、選手が試合に出てプレーするチャンスのことを意味する。これが多い選手は、チーム内での信頼や重要性が高いことを示す。
- サブロー監督とは?: 千葉ロッテマリーンズの監督として知られる選手で、選手起用においてフレキシビリティを重視する方針を持つ。

