侍ジャパン、韓国戦で圧巻の11-4勝利 – WBCに向けた重要な試合を制す

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◇侍ジャパンシリーズ2025 日本 11-4 韓国(15日、東京ドーム)野球日本代表・侍ジャパンは15日、韓国との初戦に挑み、大量得点で快勝を収めました

特に注目されるのは、先発の曽谷龍平投手(オリックス)です

この選手は代表初先発となったものの、そのパフォーマンスは圧巻でした

MLB(メジャーリーグ・ベースボール)挑戦を控える韓国のソン・ソンムン選手を三振に打ち取り、3回までランナーを出すことなくパーフェクトピッチングを披露しました

日本打線は初回から先制したいところでしたが、韓国先発のクァク・ビン投手の好投によってしばらく無得点が続きます

3回まで両チームが得点を挙げられなかったものの、4回に森浦大輔投手(広島)が先頭打者にヒットを浴び、続けて2者連続ホームランを許し、3点をリードされる展開に

しかし、侍ジャパンはすぐさま反撃しました

1アウト2、3塁の場面を作り、牧秀悟選手(DeNA)がタイムリーを放ち1点を返します

この後、クァク・ビン投手をマウンドから降ろし、続く場面でルーキー・西川史礁選手が2点タイムリー2塁打を放ち、あっという間に同点に追いつきました

さらに5回には、四球とヒットでノーアウト1、2塁の好機を作り、代打の岸田行倫選手(巨人)が勝ち越しとなる3ランホームランを放つなど、6得点を奪い、試合の主導権を握ります

8回にはエラーが絡んで1点を失う場面もありましたが、試合最終回にも若月健矢選手がタイムリーを放ち追加点を加えました

最終的に「11-4」で完勝を収め、来年3月に行われるWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に向けしっかりとアピールをしました

なお、16日には2戦目が予定されており、先発は中日のルーキー・金丸夢斗投手が務めます

今回の試合は、侍ジャパンが韓国に対して力強い勝利を収めたことが大きな意味を持つと考えられます。若手選手たちが結果を出し、監督も安心して次の試合へ臨める状況が整いました。来年のWBCでの活躍も期待できそうです。
キーワード解説

  • MLBとは?:メジャーリーグ・ベースボールの略称で、アメリカとカナダのプロ野球リーグです。
  • パーフェクトピッチングとは?:投手が試合中に相手打者に安打や四球を許さず、一人のランナーも出さない状態を指します。
  • タイムリーとは?:得点につながるヒットのことで、特にランナーがいる状態で打たれたヒットを指します。

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