益田投手、練習試合で無失点の好投を見せ首脳陣から高評価

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「練習試合、ロッテ3-1広島」(15日、都城市営野球場)で、広島・益田武尚投手(27)が見事な投球を披露し、首脳陣からの評価が急上昇しています

この試合で、益田は1回1安打無失点という成績を収め、自らの持ち球であるツーシームで併殺を奪い、ピンチをしのぎました

益田は、10月のみやざきフェニックス・リーグから今秋の対外試合で計10試合に登板し、合計で8回1/3無失点という素晴らしい成績を残しています

これまでプロ入りからの3年間でわずか1勝の益田が、今秋に覚醒の兆しを見せています

試合のハイライト

試合の中で、益田はベースカバーに走りながら併殺を完成させ、その瞬間に笑顔を見せました

八回には先頭打者の藤原に中前打を許しましたが、続く宮崎を二ゴロに仕留め、2つのアウトを一瞬で奪取

「いい結果が出た

あれはかなり自信を持てるかなと」と誇らしげに語りました

ツーシームの威力

益田の決め球は、2ストライクからのツーシームです

この球種は、直球のように見せかけながら変化し、打者からするとタイミングを取りづらい状況を作ります

「(相手は)明らかに引っ張りにきていた

狙い通りに投げて、狙い通りの打球になった」と語る益田は、自身の投球に自信を持っていました

今後への期待

新井監督は「ツーシームがよく曲がるという数値が出ているので、益田にとって大きな武器になる」と強調

スライダーも今シーズンで良い結果を残しており、打者にとっては難攻不落の存在になる可能性があります

次の挑戦に向けて
益田は2022年度ドラフト3位で入団し、昨年オフにはサイドスローに転向しました

中継ぎ陣の台頭が必須のチームにとって、益田は重要な役割を担うことになると期待されています

「次はボールが続かないように注意したい」と反省も忘れず、さらなる成長を目指しています

益田投手の活躍は、試合の勝敗に直接影響を与えなくとも、チーム全体の士気を高める重要な結果と言えるでしょう。今回の無失点投球は、今後のシーズンに向けて非常に良い展望を感じさせます。
キーワード解説

  • ツーシームとは?
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  • スライダーとは?

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