ロッテ長島幸佑、プロ1年目を振り返る

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ロッテの育成3位指名選手である長島幸佑が、プロ入り1年目のシーズンを振り返った

長島は富士大学出身で、大学4年間での努力が実り、プロの舞台へと進んだ

今年のファームでの成績は10試合に登板し、16イニングを投げて2勝0敗、防御率は5.63という結果となった

大学時代の成長

長島は、大学の1、2年目は辛抱の期間だったとし、後半2年間で登板機会が増えたことを振り返った

「4年間やってきて、徐々に成果が出てきた」と語り、プロ入りへの意気込みを強調した

昨年のドラフトでは富士大学から6人が指名され、長島もその一人として名を連ねた

プロデビューの苦悩

プロ初登板は4月4日のDeNA二軍戦だったが、焦りから3失点を喫し、「実戦経験が不足している」と反省した

しかし、フォークボールの手応えを感じ、次回の登板では初勝利を手にしたものの、精神的なプレッシャーに苦しんだと明かす

投球スタイルの変化

長島は、これまで真っ直ぐとカットボールで勝負してきたが、成長と共にフォークの割合を増やし、「ムーブ(変化球)の精度向上」が課題としつつ成果を上げている

4月20日の取材では、フォークとカーブが良い感じに仕上がってきたと語った

期待される将来
シーズンが進むにつれ、投球フォームに工夫を加え、150キロを超えるストレートを記録するようになった

「球速よりも、打たれにくい角度を意識している」と長島は説明し、理想的な体重を93キロ、体脂肪率を15%程度にすることを目指して努力している

最後に、長島は将来的にはリリーフとして活躍し、支配下選手登録に近づくことを強く望んでいる

来季に向けてはファームでの登板数を増やし、さらなる成長を目指す考えだ

長島選手の成長と挑戦を振り返ると、プロへの道のりは決して簡単ではなく、多くの自己改善と努力を必要とすることがわかります。特に彼が直面している心理的なプレッシャーや、技術の向上は、若い選手にとっての重要な教訓であると言えるでしょう。
キーワード解説

  • フォークとは?:野球において、フォークボールは速球に似た投げ方で、打者の目の前で急激に落ちる変化球です。これにより打者を騙すことができます。
  • 二段モーションとは?:投球において、ピッチャーがボールを投げる際に一度動作を止めることを指します。これにより打者に予測されにくい投球が可能になります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。