その日、彼は来季に向けての意気込みを語り、「投げるからには抑えの役割を担いたい」と明言した
甲斐野選手は今季47試合に登板し、2勝3敗、33ホールド、防御率は自己ベストの2.47を記録
勝利の方程式の一角としてチームに貢献したが、「別にそんな余裕をこける立場ではない」と、慢心せず気を引き締めている
今秋のキャンプでは、変化球の制球力向上や新たな球種の習得に意欲的に取り組んでおり、「まだまだですが、ちょっとずつ形にはなってきている」と手応えを感じている様子だ
甲斐野選手が目指す抑えの役割は、今季守護神を務めた平良選手が来季先発に転向する可能性が高いため、競争が激化することが予想される
「全員が抑えを狙っていくと思うので、良い競争をしてそれぞれがレベルアップにつなげたい」と、仲間との競争を前向きに捉えている
この日は秋季キャンプの一般公開の最終日でもあり、多くのファンが集まって甲斐野選手に誕生日を祝う声をかけた
彼はサインや写真撮影に笑顔で応じ、「ありがたいし、貴重な機会なのでうれしい
20代最後なので楽しみたいと思います」と感謝の意を示した
30代を目前に控え、「逆にここからが伸びしろだと思っています
落ち目じゃない
人はここからが伸びしろでございます」と、意欲を燃やす姿が印象的だ
甲斐野央選手の発言からは、彼の強い意気込みと競争心が伝わってきます。特に、今秋に取り組んでいる新球種の習得は、来季の活躍に大きく寄与することでしょう。また、ファンとの交流を大切にする姿勢も好感が持てます。彼がこの競争を経てさらに成長することを期待したいと思います。
キーワード解説
- 防御率とは？投手の成績を表す重要な指標で、投球回数に対する自責点の割合を表示します。
- ホールドとは？試合の勝利に貢献した投手が、セーブの条件に似た状態で登板した際に与えられる記録です。
- 変化球とは？直球以外の球種で、球の進行方向や速度が変わることで打者を欺くために使われます。
