秋季キャンプを行っている高知市内で行われた契約交渉において、700万円増の年俸1700万円で契約を更新し、意欲を新たにした
成長を実感するプロ4年目の成果
福永選手は、プロ4年目の今季において開幕から1軍登録を果たし、一度も抹消されることなくシーズンを通じて活躍39試合に出場し、打率1割5分2厘という成績を残したが、特筆すべきは9月29日の楽天戦において記録したプロ初本塁打である
競争の激しい捕手ポジション
オリックスの捕手陣は、森選手と若月選手という2枚看板が揃っており、若月選手は侍ジャパンにも選出されている福永選手がこの厳しい競争に打ち勝つためには、打力の向上が必要不可欠である
中嶋前監督の指導を受けて
秋季キャンプ中には、中嶋前監督が福永選手を視察し、スローイング技術に関するアドバイスを授けた「途中で代えられることもあったので、もっと試合に出たいし、活躍したい」と福永選手は語り、今後のさらなる向上に対する決意を表明した
未来に向けた強い決意
福永選手は、「ずっと3番手捕手にいたくないこの勝負の世界では遠慮することはできない」とし、自らの存在をアピールすることと、結果で示していくことの重要性を強調した
福永選手の今季の成長は明るい兆しといえます。特に、プロ初本塁打を打ち、1軍での経験を積んだことは、来季に向けて大変な自信につながるでしょう。競争が厳しい捕手ポジションでのさらなる成長が期待されます。
キーワード解説
- 「3番手捕手」とは？：チーム内での捕手の序列を示す言葉で、通常最も出場機会が少ない捕手を指します。
- 「スローイング」とは？：捕手の重要な技術の一つで、打者の走者に対してどれだけ早くボールを投げ返すことができるかを指します。
