彼は育成契約を結び、推定年俸は540万円で、背番号は「067」に決まった
川原田選手は岩手県出身で、青森山田高校から2020年のドラフト4位で福岡ソフトバンクホークスに入団した
しかし、プロ通算3試合の出場にとどまり、2打席で無安打の成績に終わった
その後、24年8月に右足首の手術を受け、戦力外通告を受けたが、育成再契約を果たした
また、10月には再び戦力外通告を受け、野球人生の岐路に立たされたが、12日のトライアウトに参加し、7打席で5度出塁、3打数1安打、3四球、1死球、さらに1盗塁を記録した
これは彼の復活を示す重要なパフォーマンスであった
入団会見では、「今年戦力外通告を受けた時は、正直野球をやめようかなって思った時期もありました
しかし、そこで諦めずにトライアウトを受けて、拾ってくれたことが本当にうれしいです」と、感謝の気持ちを述べた
川原田選手は内野のユーティリティー選手として新たなスタートを切る
「僕の名前は『かわらだ』ですが、『かわはらだ』と呼ばれることが多い
まずは1発で名前を覚えてもらえるように頑張ります」と、目標を掲げた
巨人の水野編成本部長は、トライアウトでのパフォーマンスを評価し、「昨年、足首を壊されて十分にプレーできなかったが、現在の体の状態を見て、十分に活躍できる判断のもと契約に至りました」と述べた
川原田選手の獲得は、巨人チームにとって新たな活力をもたらす可能性が高いです。彼のトライアウトでの活躍は、多くの場面で役立つことが期待されます。また、選手自身の励みになる姿勢も好印象であり、ファンからの支持を集める要素になるでしょう。
キーワード解説
- 育成契約とは？プロ野球選手が正式な契約を結ぶのではなく、一時的にチーム内で育成される契約のこと。
- トライアウトとは？プロ野球選手がチームに対して自分の能力や状態を披露し、契約のチャンスを得るための試験のこと。
- ユーティリティー選手とは？複数のポジションを守ることができる選手のことを指し、チーム戦略において非常に貴重な存在。
