巨人・岡本和真選手、ポスティングシステム申請で大リーグ移籍に向けた交渉スタート

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巨人の岡本和真内野手(29)が18日、ポスティングシステムを利用した大リーグへの移籍を目指す手続きを行ったことを球団が発表した

このポスティングシステムとは、日本のプロ野球選手がメジャーリーグに挑戦したい場合、球団に対して移籍の許可を求める制度である

申請が受理されると、選手は一定の交渉期間中にメジャー球団との契約を探ることができる

岡本選手は19日に大リーグ機構(MLB)から、米国30球団に契約可能な選手として通知される予定であり、20日からは45日間の交渉が解禁される

この期限は来年1月3日午前7時となっており、岡本選手を巡る移籍先の争奪戦が始まる見込みである

移籍先候補としてはニューヨーク・ヤンキース、ボストン・レッドソックス、シカゴ・カブスなど、10球団以上が挙がっており、岡本選手は松井秀喜以来の「巨人の4番」に挑むことになる

通算248本塁打を記録する岡本選手は、「何歳になっても絶対に行きたい

そうじゃないとやめた時に後悔する」と移籍への強い意志を示している

今回のポスティングシステムの申請は、同制度を利用した選手としては巨人では3人目であり、野手としては初となる

また、代理人はスコット・ボラス氏であり、彼は交渉において長期間粘り強く進める戦略を採用している

岡本選手は「本当になくて、どこでも嬉しい」と語り、移籍に対して前向きな姿勢を見せている

大リーグ移籍が実現すれば、松井秀喜がヤンキースに移籍した02年オフ以来となる

岡本選手は「厳しい世界だというのは分かっている

そういうのも承知の上で勝負したい」とし、今後の展開に注目が集まる

また、ヤクルトの村上選手もポスティングシステムの適用を申請しており、交渉期間は12月23日まで続く

これにより、今季オフのプロ野球界は活気を見せている

岡本選手のポスティングシステム申し込みは、大リーグへの移籍を目指す多くの若手選手にとって希望の光といえるだろう。彼の挑戦は、他の選手にも影響を与え、今後のプロ野球界の変化の一因となるかもしれない。
キーワード解説

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