ソフトバンクの川瀬晃、来季の併殺減少を目指す新たな目標を掲げる

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ソフトバンクの川瀬晃内野手(28)が、来季に向けて「併殺減」を目指すことを宣言した

今季は102試合に出場し、224打席で50安打、2本塁打、23打点、20四球を記録し、いくつかのスタッツでキャリアハイを更新した

一方で、5併殺という数字は過去最高となり、22年の4併殺を上回ってしまった

併殺とは?

併殺は、同じ打席で走者が二人アウトになることを指す

通常、一塁と二塁に走者がいる状況で内野手が打球を受け、最初に二塁を踏んだ後、一塁に送球することで発生する

川瀬は、レギュラーシーズンで走者一塁の場面で打率3割2分1厘を記録する一方で、4併殺という数字が目立ったことに対して「併殺の数は気になります

私はつなぎの役割を担っているので、そこは減らさなければなりません」と自身の意識を高めた

印象深い瞬間

今年シーズン中でも、多くの印象深い瞬間があった

小久保監督が「分岐点」と称した5月2日のロッテ戦では、サヨナラ打を記録した

さらに10月20日の日本ハムとのCSファイナルステージでは、1-1の状況で2死満塁の場面で決勝打を放つなど、チームに貢献した

進化する理想

川瀬は、「下位打線だったら走者を進めて、上位に回す役割を果たし、上位打線を任されたときには得点圏で3、4、5番に繋ぎたい」と、今後の役割についても言及

「併殺は仕方ない時もあるが、意識して減らせるように努力したい」と決意を新たにしている

オフシーズンの計画
今オフは本拠地を中心にトレーニングを行い、来年1月には例年通り大分県国東市で自主トレを行う予定だ

また、途中出場時の打率が3割4分5厘であることについて「自分でも良かったなと思います

アピールができた」と自信を見せた

川瀬は究極の理想として併殺0を掲げ、来季に向けて進化する姿を見せることを期待されている

川瀬選手が併殺を気にしているのは、打率や打点などだけでなく、試合の流れを考慮しているからだと感じます。今後の成長に期待です。
キーワード解説

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