阪神・秦オーナー、甲子園球場の外野テラス席設置について言及

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2025年11月19日、阪神タイガースの秦雅夫オーナー(68)は、都内で開催されたプロ野球12球団オーナー会議後の囲み取材に応じ、甲子園球場の外野テラス席設置に関して言及した

前日に行われた契約更改交渉の場で、大山悠輔内野手(30)がこの件について要望を出していた

その後、佐藤輝明内野手(26)も似たような意見を表明している

秦オーナーは、「昨年、佐藤選手も同じようなことを言っていた

阪神としての考え方を示したと思う」と慎重にコメントを続け、「その考えには全く変わりはない」と強調した

佐藤が述べた際には、阪神球団の嶌村本部長が「甲子園球場は今の姿があるべき姿で、選手の意見は聞くが現状維持で行く」と笑顔で一蹴していた

野球界では、近年、テラス席の設置が進んでおり、過去には2015年にヤフオクドーム(現在の名はみずほペイペイドーム)に「ホームランテラス」、2019年にはZOZOマリンスタジアムに「ホームランラグーン」といった名称のテラス席が設けられ、どちらも本塁打数が増加した事例がある

また、来年にはバンテリンドームにも本塁から外野中間フェンスまでの距離を短縮する「ホームランウイング」の設置が予定されている

大山選手は、「野手としての一意見」と強調し、「野球のスタイルは変わってきている

この球場も変わる必要がある

発信することで何かが変わることを期待したい」と述べた

この記事では、阪神の秦オーナーが甲子園球場の外野テラス席設置について慎重な見解を持っていることが語られている。選手たちの意見も大切だが、球場の伝統や現状維持も重要視されているようだ。テラス席による本塁打数の増加は、ファンを盛り上げる可能性があり、球場の進化について議論が続きそうだ。
キーワード解説

  • オーナー会議とは?: プロ野球チームのオーナーが集まって行う意見交換や、各チームの運営に関する重要事項を話し合う会議のこと。
  • テラス席とは?: 野球場に設けられる、外野の観客席の形態の一つで、観客が試合を見ながらリラックスできるスペースのこと。通常の席よりも高い位置に設置され、より広い視野が提供される。
  • 本塁打数とは?: 試合中に選手がホームランを打った回数のこと。ホームランは、球が外野のフェンスを越えると得点につながるため、チームの得点力にも大きく影響する。

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