ソフトバンクに新加入の伊藤投手、目標は先発ローテ入りと日本一への貢献

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ソフトバンクホークスの新しい仲間として伊藤優輔投手(28)が、21日、みずほペイペイドームで入団会見を行った

伊藤投手は、昨オフにフリーエージェント(FA)で巨人へ移籍した甲斐の人的補償として加入したもので、福岡市にはその前日初めて上陸した

伊藤投手は156キロの速球を武器に、「先発なら100イニング、中継ぎなら50試合での登板を目標にしている」と力強く語った

東京都荒川区出身で、実家は3代続くパン店を営んでおり、出身高校は進学校で「都立の星」として名を馳せたいという意気込みも見せた

新天地での挑戦

伊藤投手は福岡の名物「ゴマサバ」を夜に初めて堪能し、「人が温かいし、ご飯がおいしい」と新しい環境に対する好印象を抱いていた

入団会見では、「1軍経験がほぼなかった私に声をかけていただけたことに驚いています

」と語り、今後の挑戦に胸を膨らませている

投手としてのキャリア

伊藤投手は、1年目に右肘の手術を受け、その後5年目にして1軍デビューを果たし、中継ぎとして8試合に登板、防御率1.04を記録した

その活躍が評価され、先発への転向も視野に入れて準備を進めている

期待される役割

ソフトバンクの小久保監督は、伊藤投手が先発ローテーションに食い込むことを期待しており、伊藤投手自身も「まずは自分を知ってもらうことが大事です

私の強みは直球、そしてカットボールです

」とアピールポイントを述べた

公立校の誇り

都立高校出身である伊藤投手は、同校の先輩たちに倣い自らも「公立校の希望の光として活躍したい」と意気込みを示した

今オフには、同じ都立校出身の石川柊選手がロッテへ移籍したため、伊藤投手の加入は不安定な時期に新たな希望をもたらす

キャンプへの準備
伊藤投手は、このオフの戦力強化を経て、宮崎でのキャンプインを2月1日から行う予定

目指すは「まず開幕1軍に残ること

先発投手としてのスタートを切ることができれば理想です」と語り、期待感を高めている

伊藤優輔投手の加入は、ソフトバンクにとって重要な戦力強化となることでしょう。彼の目標の高さと意欲的な姿勢が、新たな環境での成功につながることを期待します。
キーワード解説

  • フリーエージェントとは?選手が特定のチームに所属せず、他のチームと契約交渉ができる権利を持つ制度。
  • 人的補償とは?選手が移籍した際に、その選手と引き換えに他の選手を相手チームから受け取る制度。
  • 中継ぎとは?試合中、先発投手が降板した後に登板する投手のことを指します。
  • 先発とは?試合の最初に登板する投手で、試合が進むにつれて試合の流れを作る重要な役割を担っています。
  • 防御率とは?投手が与えた得点を基に算出される指標で、低いほど投手の成績が良いことを示します。

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