ロッテ中村亮太、地元千葉での意気込みを語る

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ロッテの育成選手・中村亮太が1月22日、千葉県の本拠地であるZOZOマリンスタジアムにて、福岡ソフトバンクホークスからFA移籍した石川柊太と共に練習を行いました

中村は千葉県出身であり、かつて多くの観客としてこの球場に訪れていた経験があります

彼にとって、故郷でのプレーは特別な意味を持っています

中村は「シーズンのほとんどをロッテファンで球場に足を運んでいたことを思い出すと、今そこのグラウンドで練習できているのは、色んな思いがある1日になりました」と感慨深く語りました

また、彼の投球スタイルの鍵となるのがカーブやシンカーです

カーブは、バッターの打席での視界を混乱させるための重要な球種であり、シンカーは独特の軌道でバッターを惑わす役割を持っています

中村は「石川さんほどのカーブになればいいなと思って毎日練習しています」と、その努力を語りました

加えて、中村はフォークボールも持ち球にしており、自身のフォークはシンカーのように見える独特の軌道を持つと説明しました

このような多様な球種を駆使することで、バッターにとってはさらに打ちにくい投手を目指しているようです

中村は育成選手として新たなチームメイトに恵まれ、同級生も多く所属しています

彼は「ロッテは本当に緊張することなくいい人ばかり」と仲間との関係に安心感を持っているようです

彼はチームメイトとのコミュニケーションを深めることも念頭に置いています

プロ入りから様々な波乱を経験してきた中村は、特に育成選手から支配下選手に戻る挑戦を続けており、過去の悔しさを新たな決意に変えて、次の機会を待っています

「本当に3度目の正直という言葉になるんですけど、次の支配下は自分のモノにできるように頑張っていきたい」と意気込んでいます

中村亮太のプロフィール

背番号 124
生年月日 1998年5月18日
守備位置 投手
身長 / 体重 182センチ / 79キロ
投 / 打 右 / 右
経歴 千葉経大付高-東京農業大北海道オホーツク-ソフトバンク-ロッテ
取材・文=岩下雄太中村亮太選手が地元千葉での練習を通じて、自身のピッチングスタイルを確立しようとしている姿勢が印象的です。育成選手からの挑戦を続ける彼の決意や努力は、多くのファンに勇気を与えることでしょう。特に彼が語るチームメイトとの関係性や地元ファンへの思いは、今後の活躍に期待が寄せられる要因となりそうです。
キーワード解説

  • 育成選手とは?:プロのチームに所属しながら、選手としての経験を積むことを目的とする特別な契約を結んだ選手のこと。
  • フォークボールとは?:バッターに対して打ちづらさを与えるために使用される、ボールが急に落ちる変化球のこと。
  • 支配下選手とは?:チームの公式メンバーとして登録された選手で、試合に出場することができる選手を指します。
  • シンカーとは?:バッターに対して打たせないようにするために曲がる特性を持つ、ピッチャーの球種の一つ。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。