広島・中村奨、12月の完全復活を目指してリハビリ中

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広島東洋カープの若手選手、中村奨(あきら)が、健康診断を兼ねて訪れたマツダスタジアムで、来る12月の完全復活を見据えていることを明らかにした

中村選手は、10月7日に右足首の「遊離体摘出術」を受けており、現在はリハビリに励んでいる

遊離体摘出術とは、関節内部に浮遊している軟骨や骨の断片を取り除く手術で、選手にとっては競技能力を回復させるための重要な手術である

中村選手の回復は順調で、今のところ打撃や守備練習を再開しており、12月からは走塁メニューも解禁される見込みだ

さらに、選手は今オフに自身の成長を目的とした新たな試みとして「奨成ノート」を作成している

このノートには日々の練習やその日の感触を記入しており、感覚を忘れないようにする狙いがあるという

中村選手は「来年もう一段、二段上のステップに上がるには大事なことかなと思う」と説明しており、自身のさらなる成長を強く意識している様子だ

今シーズン、中村選手は104試合に出場し、打率.282、9本塁打、33打点という成績を残している

若手ながらも確かな数字を残している彼だが、現状に満足せず、さらなるレベルアップを目指してこれからの練習に取り組んでいくようだ

中村奨選手の取り組みは、選手としての成長意識を高めるうえで非常に重要だと感じます。自分の感覚を記録することで、過去の経験を振り返り、未来のパフォーマンス向上につなげる意義は大きいでしょう。12月には完全復活を果たし、来季に向けた新しいステップを踏み出してほしいです。
キーワード解説

  • 遊離体摘出術とは?関節の中にある不要な骨や軟骨の破片を取り除く手術です。スポーツ選手にとって、関節の痛みから解放されるために重要な治療法です。

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