プロ野球「最優秀バッテリー賞」受賞者が決定 – 初受賞の選手たちが表彰式に参加

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「2025プロ野球最優秀バッテリー賞」の表彰式が25日、東京都内のホテルで行われ、セ・リーグの受賞者は阪神の村上頌樹投手(27)と坂本誠志郎捕手(32)、パ・リーグの受賞者は日本ハムの伊藤大海投手(28)と伏見寅威捕手(35)となりました

これらの選手全員が今回の受賞が初めてということで、特別な意味を持つ表彰式となりました

村上は、今シーズンで14勝を挙げ、勝率0.778、144奪三振を記録し、その活躍から投手三冠を獲得し、2年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献しました

特に印象に残っている試合として、5月10日の中日戦で2試合連続の完封、さらには「マダックス」と呼ばれる100球未満での完封を達成したことを挙げ、「初めての経験であり、本当に嬉しかった」と振り返りました

坂本捕手は、自身が登板した全試合で村上とバッテリーを組み、この試合について語り、「当初から完封を目指す意識で臨んでいたが、九回でヒットを打たれてしまい一時は危険を感じた

ただ、運良くゲッツーで終えることができた」と、村上のピッチング能力を称賛しました

パ・リーグの伊藤は、今季の成績として両リーグトップの196回2/3を投げ、最多勝の14勝、195奪三振で奪三振王の栄冠を手にしました

「伏見さんとバッテリー賞を取りたいと願っていたので、実現できて本当に嬉しいです」と喜びを表現しました

伏見は今後に向けて、「連覇がかかった年になる

まずはチームに貢献できるように頑張っていきたい」と意気込みを示しました

表彰式では各選手に賞金100万円、さらに協賛企業からの各種ギフトが贈られました

今回の表彰式では、多くの選手が初受賞ということもあり、特別な喜びを感じているようでした。特に村上投手の功績は目を見張るものであり、彼の今後の成長が期待されます。また、伏見捕手のトレード後の意気込みも印象的で、チームとしてのさらなる向上が楽しみです。
キーワード解説

  • 最優秀バッテリー賞とは? - プロ野球における投手と捕手のコンビネーションの質を評価する賞で、試合でのパフォーマンスが顕著に表れた選手に授与されます。
  • マダックスとは? - 投球数が100球未満で完封試合を達成することを指し、特に優れたピッチング技術を示す指標となります。

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