広島・栗林良吏が2千万円アップの年俸で契約更改、来季は先発転向を決意

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広島東洋カープの栗林良吏投手(29)は、26日にマツダスタジアム内の球団事務所で契約更改交渉を行い、年俸が2千万円アップの推定1億8千万円で合意に至りました

今季は55試合に登板し、1勝1敗、防御率2.24、10セーブを記録しました

これは、3年連続で50試合以上に登板するというタフネスぶりを示しており、能力の高さが評価されています

栗林選手はシーズンの途中から守護神の役割を譲り、セーブ数がプロ5年目で最も少なくなったことについて、「配置転換があったのは悔しいが、首脳陣の期待に応えたい気持ちを持ち続けた」と回顧しています

年俸については、5年間連続でのアップ査定となり、彼自身「正直、年俸が上がるとは思っていなかった」と驚きを表し、「すごく良い評価をしてもらった」と満足の表情を見せました

来季からは先発投手に転向することが決まり、栗林選手はキャッチボールの球数を増やすなど、準備を進めています

「不安な気持ちが一番強いですが、その不安があるからこそ練習も前向きにできています」と語り、新たな挑戦に向けた意欲を示しました

栗林選手の契約更改は、彼の成果と努力が反映された結果と言える。特に、守護神から先発への転向という新たな挑戦に対する意気込みが感じられ、来季の活躍が期待される。彼の成長はチームにとっても大きなプラスになるだろう。
キーワード解説

  • 契約更改とは?:選手と球団が年俸や契約の内容を改定することで、毎年行われる重要なイベントです。
  • 防御率とは?:投手がどれだけ成績が良いかを示す数字で、一般的に1試合あたり何点失点したかを表します。低い方が良いとされます。
  • 守護神とは?:試合終盤の重要な場面で登板し、試合を締める役割を持つリリーフピッチャーのことを指します。

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