巨人、松本剛外野手と契約合意!新たな戦力を獲得

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 読売ジャイアンツ(以下、巨人)は26日、日本ハムから国内フリーエージェント(以下、FA)権を行使した松本剛外野手(32)との契約合意を正式に発表した

昨年のソフトバンク・甲斐拓也捕手に続く、2年連続のFA補強となる

 松本剛は2022年に日本ハムで打率3割4分7厘を記録し、球団初となる右打者での首位打者に輝いた

その年はコンディションを考慮して指名打者(DH)としての起用が多かった

とはいえ、21盗塁を記録し、外野手としては78試合で無失策という堅守も見せた

俊足、巧打、堅守を兼ね備えた選手として注目を浴びている

 しかし、2023年シーズンは故障や若手選手の台頭に苦しみ、66試合での打率は1割8分8厘に終わった

今シーズンが過ぎれば、本来のパフォーマンスを取り戻すことが期待されている

 巨人は今シーズンの外野手の起用法に苦しんでいた

シーズン終盤には丸、キャベッジ、若林、中山、佐々木らが奮闘する一方で、浅野や萩尾といった若手選手が1軍に定着することができなかった

結果として、外野手の失策19はリーグ最多であり、外野の補強が急務となっていた

 外野ではヘルナンデス選手の退団が見込まれ、キャベッジ選手には残留要請がなされる可能性が高い

来季の外野レギュラーの人選は白紙の状態であり、ドラフトでは左の外野手として中大・皆川を4位指名したが、右打者の外野手は薄い状態である

松本剛は補強ポイントに合致した選手であると言える

 松本剛選手は埼玉出身で、幼少期は巨人ファンだったという

彼の野球人生における親しみ深い場所でもある東京で、来季から新たにプレーすることになる

今季の巨人はリーグ3位に終わったが、シーズン終了後、日本ハムから自由契約となった左腕・北浦竜次投手を支配下契約、ソフトバンクから戦力外となった右腕・板東湧梧投手を育成選手契約で獲得し、ロースターの整備を進めている

 このような中、松本剛選手が外野の補強として加わることで、来季は2年ぶりのリーグ優勝、14年ぶりの日本一を目指す巨人にとって新たな戦力が期待されている

選手プロフィール

氏名生年月日出身地身長体重投打通算成績
松本剛1993年8月11日埼玉・川口市180cm84kg右投右打通算773試合、608安打、打率2割6分5厘、14本塁打、157打点
松本剛選手の加入は巨人にとって非常に重要な補強発表です。外野手の層が薄い状況の中で、過去の実績と能力を考えると、打撃力と守備力の向上が見込まれます。ファンにとっても新たな希望が生まれ、来季のチームがどのように変わるのか注目が集まることでしょう。
キーワード解説

  • フリーエージェントとは?職業選手が契約期間終了後、自由に契約先を選ぶことができる制度のことです。
  • 指名打者(DH)とは?野球において、投手以外の選手が打席に立つ役割を持つポジションのことを指します。
  • 無失策とは?守備においてエラーを一度もしないことを意味します。

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