ヤクルトの荘司、最優秀新人賞を受賞 – 新たなセーブ王の夢に向かって

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プロ野球の年間表彰式「NPB AWARDS 2025 supported by リポビタンD」が26日、東京都で開催され、東京ヤクルトスワローズの荘司宏太投手(25)がセ・リーグの最優秀新人選手賞(新人王)に輝きました

これにより、ヤクルトの選手が新人王に選ばれるのは2019年の村上宗隆以来、6年ぶりとなりました

荘司舞台での初々しさ

荘司選手は、277票の投票の中から175票を獲得し、阪神タイガースの伊原に対して約130票の大差をつけての受賞となりました

表彰式では「声が震えている」と初々しい一面を見せつつも、来季に向けた決意を語りました

「来年は抑えをやりたい」という希望も述べ、セーブ王を目指す姿勢を見せました

プロ入り1年目の振り返り

会見で「獲得できるのは生涯に一度しかないので

獲りたいなというのはありました」と、最初の表彰の喜びを語った荘司選手

プロ1年目における自身の成長やターニングポイントとなった試合についても触れました

特に8月5日の巨人戦でのキャベッジ選手に被弾したことが心に残っているそうです

「同点の場面で3点を与えてしまったのは自分にとって大きなダメージでしたが、その後の修正に繋がった」と振り返りました

技術の向上

荘司選手は「少しずつコントロールを意識するようになった」と語りました

力強い真っ直ぐと、打者のタイミングを外すことが自身の持ち味であるという意識を持ち、成長を促しています

来季に向けた展望
来季については「より難しくなり、対策されると思うが、しっかり戦い抜き、またここに戻ってこれるよう頑張ります」と力強く意気込みました

駿台甲府高校、国士舘大学を経て、セガサミーから2024年のドラフト3位で入団した荘司選手は、今季は45試合に登板し、2勝1敗と30ホールドポイントを達成し、防御率は1.05という素晴らしい成績を収めております

荘司選手の新人王受賞はヤクルトにとって明るいニュースです。来季への意気込みからも分かるように、彼の成長と活躍が大いに期待されます。新人としての初年度からのパフォーマンスは驚異的であり、今後のプロ野球界に新たな風を吹き込む予感がします。
キーワード解説

  • 最優秀新人選手賞とは?新人選手の中で最も活躍した選手に贈られる賞で、毎年のプロ野球の表彰式で発表されます。
  • セーブ王とは?試合の終盤に登板して勝利を守る役割を持つ投手が獲得するタイトルで、シーズン中に最も多くのセーブを記録した投手に与えられます。
  • ホールドポイントとは?試合中にリードを守るための重要な役割を果たした救援投手に与えられるポイントで、特定の条件を満たすことでカウントされます。

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