共に初受賞となった
最優秀新人賞では、セ・リーグがヤクルトの荘司宏太投手（25）、パ・リーグがロッテの西川史礁外野手（22）が選ばれた
これらの選出は、プロ野球取材歴5年以上の記者による投票によって決定された
佐藤輝の活躍
阪神の佐藤輝は5年目のシーズンを迎え、40本塁打と102打点を記録し、打撃部門で2冠を達成したこの成績により、阪神は2年ぶりのリーグ優勝を果たした
佐藤輝の受賞は、2005年の金本知憲以来、20年ぶりの阪神野手としてのMVP受賞である
モイネロの防御率
一方、ソフトバンクのモイネロは、最優秀防御率のタイトルを2年連続で獲得し、自己最多の12勝を挙げたこれにより、パ・リーグ連覇と5年ぶりの日本一に貢献した
同投手は、自身の受賞について「選ばれたのはすごく光栄」とのビデオメッセージを発表した
新人王の決定
新人王に選ばれた荘司は中継ぎとして45試合に登板し、28ホールドを記録西川は108試合出場で打率2割8分1厘という成績を残した
モイネロのエースとしての働き
モイネロはチームのエースとして、特に終盤の日本ハムとの優勝争いにおいて、その存在感を発揮した先発ローテーションが変更された中でも、25試合のうちの8試合で先発し、4勝1敗、防御率1.87という結果を残した
また、クライマックスシリーズ最終ステージ第6戦では、中4日で先発し、7回1失点という素晴らしいピッチングでチームを日本シリーズ進出に導いた
来季、モイネロは日本に来て10年目となり、外国人選手枠を外れて日本人選手として扱われる
ただし、「今年残した成績よりもすべてにおいて上回れるように」と意気込んでいる
今回のNPB AWARDSでは、期待の若手選手がよく選ばれたことが印象的です。特に佐藤輝選手の活躍は、阪神タイガースにとって非常に大きな意味を持ちます。また、モイネロ選手の受賞は彼の成長を示すものであり、来季への期待が高まります。
キーワード解説
- MVPとは？最優秀選手のことを指し、そのシーズンで特に優れた成績を収めた選手に贈られる称号です。
- 防御率とは？投手が出場した試合における自責点の数を記録したもので、少ないほど優れた投手とされます。
- 新人王とは？そのシーズンで最も活躍した新人選手に贈られる称号で、プロ入りしてからの成績が評価されます。
