広島・大瀬良大地投手、現状維持で契約更改。前田健太との対決を熱望

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広島東洋カープの大瀬良大地投手(34)が、26日にマツダスタジアム内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状の年俸2億円(出来高払い付き)でサインを交わした

来季は2年契約の2年目となり、同選手は楽天に移籍が決まった前田健太投手(37)との投げ合いを強く希望している

大瀬良は、自身にとって5年ぶりの2桁勝利を目指す意向も示している

前田投手は11年ぶりに日本に復帰し、大瀬良はその移籍に対して柔らかい表情で受け止め、「リーグが異なるため、対戦できる機会は限られると思いますが、できれば投げ合いたいです」と期待感を語った

大瀬良と前田は、2014年と2015年にカープで共にプレーし、メジャー移籍後もオフの自主トレーニングを共にするなど、深い関係にあった

「日本にいた頃はずっと横にいて、お世話になった方」と感謝の意を示した大瀬良は、前田からの移籍通知に「おめでとうございます」と返事をしたことを明かした

彼はまた、対決が実現すれば「マエケンさんがいなくなってから成長した姿を見てもらえたら最高だと思う」と語った

自身の成績について振り返り、今季は23試合で7勝9敗、防御率は3.48だった

2年連続の規定投球回には届かず、4年連続で貯金を作れなかったことに不満を漏らし、「もっと良い成績を残したかった」と語った

また、10月にはプロ入り後3度目の右肘手術を受け、現在は20メートルほどのキャッチボールを再開しており、回復は順調だという

来春のキャンプインまでにはブルペン投球を再開できる見通しであり、「一日一日、クリアしていくべきことを進めます」と語った

来季は、通算100勝まであと6勝と、歴代142人しか達成していない大記録にも期待がかかるが、大瀬良は「そこを目指しているわけではない

積み重ねていけるように」とし、大記録は通過点であることを強調した

個人的には「勝ち星を伸ばすことができず、チームに迷惑をかけている」とし、「先発であれば2桁はもう一度勝ちたい」と力を込めた

大瀬良大地選手が契約更改を行い、前田健太選手との対決を熱望していることは注目に値します。過去に一緒にプレーした経験があり、互いの成長を見せ合う場はファンにとっても楽しみな瞬間です。また、大瀬良選手の回復状況が良好であることも、来シーズンに向けての期待感を高めています。
キーワード解説

  • 契約更改とは?:選手と球団が契約内容を話し合い、年俸などの条件を見直すこと。選手が新しいシーズンに向けて契約を結ぶ重要なプロセス。
  • 出来高払いとは?:選手の年俸に含まれる変動報酬のことで、成績や出場数などに応じて支給される。特定の条件を満たすと追加報酬が得られる。
  • 防御率とは?:投手がどれだけランナーを抑えられるかを示す指標で、投げたイニング数に対する失点の割合を表す数字。数値が低いほど好成績を示す。

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