ヤンキース、ベリンジャー再契約と西武・今井と接触の報道

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米ニューヨーク・ポスト紙(電子版)は27日(日本時間28日)に、ニューヨーク・ヤンキースが今オフ、アメリカン・リーグ東地区のライバルであるボストン・レッドソックスとトロント・ブルージェイズに対抗し、積極的な補強を図っていると報じました

ヤンキースの補強ターゲット

ヤンキースは、フリーエージェント(FA)として市場に出ているコディ・ベリンジャー外野手(30)との再契約を目指しています

ベリンジャーは2017年にナショナル・リーグの新人王を受賞し、その後も数々の受賞歴を持つ選手です

また、ポスティングシステムを利用した西武ライオンズの今井達也投手(27)の獲得にも動く意向を示しています

このシステムは、日本の球団が選手をメジャーリーグチームに移籍させるために使用される制度で、選手の希望するメジャー球団が日本の球団に対して移籍金を支払う形で選手を取得します

オーナーの懸念と単独戦争

ヤンキースのオーナーであるハル・スタインブレナー氏は、チームの財政面に懸念を示しつつも、2009年以来のワールドシリーズ制覇を目標とした大胆な戦力強化が求められる状況です

特に、レッドソックスはカージナルスから先発右腕ソニー・グレイ(36)をトレードで獲得したほか、契約破棄でFAとなったアレックス・ブレグマン内野手(30)などの獲得を目指しています

ブルージェイズの動き

トロント・ブルージェイズは、パドレスからFAとなった先発右腕ディラン・シース投手(29)と7年総額2億1000万ドル(約328億円)で契約したことで、今井投手の獲得争奪戦から撤退したと考えられています

ブルージェイズは、今後の補強を抑え候補の獲得に向けた動きが予想されています

厳しい監視の目
これらの状況から、ヤンキースとそのライバルチームたちは、オフシーズンの補強において厳しい競争を繰り広げることが予想されます

地元メディアやファンの視線も、各チームの動向に注がれています

ヤンキースの補強戦略は、競争が激化するオフシーズンにおけるチーム強化に向けた重要な一手と言えます。ライバルチームの動向もあり、選手獲得競争がますます白熱していくことでしょう。
キーワード解説

  • フリーエージェント(FA)とは?選手が契約期限後にチームから自由に移籍先を選べる権利のことです。
  • ポスティングシステムとは?日本のプロ野球チームがメジャーリーグ球団に選手を移籍させる際の手続きのことを指します。

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