契約は1年で、年俸は60万ドル(約9400万円)に加えて出来高払いの形となる
リランソ選手は背番号「62」を付けることが決まり、球団を通じて「2026年シーズン、東京ヤクルトスワローズの一員としてプレーできることを大変うれしく思っています
スワローズから日本でプレーする機会を与えられたことに深く感謝し、チームが必要とする試合で勝利に貢献できるよう尽力します」とコメントした
ドミニカ共和国出身のリランソは、メジャーリーグの経験はないものの、米マイナーリーグで通算317試合に登板し、23勝27敗、防御率は4.31という成績を残している
今季は3Aで48試合に登板し、直球の最速は150キロを超えるリリーフ向きの右腕として名を馳せている
また、奪三振率が10.53と高く、455回⅔で533奪三振を記録している
彼の愛称は「The Sushi」であり、注目される存在となっている
今季、ヤクルトは5年ぶりのリーグ最下位に沈む苦しいシーズンを送った
来季は3年連続のBクラスからの逆転を狙い、4年ぶりのリーグ覇権を目指す
チームには課題が多く、特に防御率3.59がリーグワーストだった投手陣の立て直しが必要とされている
新監督の池山は「全てのところが強化ポイントだ」とし、特に継続して活躍した投手陣の疲労を考慮し、リリーフ陣の補強が重要であることを強調した
今回の契約は、苦境に立たされているヤクルトにとって重要な補強となるかもしれません。リランソ選手の高い奪三振能力や、リリーフとしての役割に期待がかかります。特に防御率がリーグワーストだった投手陣の立て直しは急務であり、新監督の方針も注目されます。来季のヤクルトがどのような進化を遂げるのか、ファンの期待が高まります。
キーワード解説
- フリーエージェント(FA)とは?選手が契約の満了後、他のチームと自由に契約できる権利のこと。
- リリーフ投手とは?試合中に先発投手に代わって登板し、試合をリードする役目を持つ投手のこと。
- 防御率とは?投手の成績を示す指標で、与えた得点の数を投球回数で割ったもの。数値が低いほど良い。
- 奪三振率とは?投手がどれだけ三振を取るかを示す指標で、試合に投げた回数あたりの三振の数を示す。

