育成選手・岸本大希が独立リーグからNPBへ挑戦する理由とは?

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2025年のプロ野球ドラフト会議にて、育成選手を含む116人の選手たちが新たなスタートを切る機会を得た

その中で広島東洋カープは、育成選手を含めて9人を指名したが、特に注目を集めているのが徳島インディゴソックスの岸本大希内野手である

彼は長崎商でのプレーを経て、50mを5秒8で走る俊足自慢

しかし、ドラフトの日から感じている危機感についても語っている

「正直、ドラフトの夜から焦りしかない」と述べた岸本は、育成2位での指名を受けたことを冷静に受け止めている

育成選手の厳しい現実とその適応力

岸本は桐蔭横浜大学を卒業後、独立リーグでの活動を選んだ

彼の選択の背後には、同じく徳島IS出身の選手がオリックスで活躍していることが影響を及ぼしている

独立リーグでは、すべての選手がNPBを目指しており、40人の仲間たちとともにフィジカルトレーニングに励む環境が整っていた

岸本自身は、「やらないと夢を叶えることはできない」と自らを奮い立たせることで、厳しいトレーニングに励む姿勢を身につけた

徳島インディゴソックスのトレーニング環境とは?

徳島ISの特長は、その徹底したフィジカルトレーニングにある

選手たちは「インディゴコンディショニングハウス」という専用施設で体づくりを行い、力強さやスピードを高めることに注力している

岸本にとって、トレーニングが「好きではない」環境の中で、夢のために努力を重ねる姿勢が獲得できたのだ

加藤響選手(現DeNA)のような高いフィジカルを持つ選手に対して「追いつかなければ」という強い思いを持つことも、彼の成長を促した

未来への一歩を踏み出した岸本

育成選手としての厳しい立場を自覚した岸本は、その状況を冷静に受け止めつつ、自らの限界を押し広げる努力を続けている

「圧倒的なNPB入りへの熱量」が選手たちを突き動かしている環境で、岸本は夢を実現するための第一歩を踏み出したことが伺える

岸本大希選手のドラフト後のリアクションからは、育成選手としての厳しい現実が見て取れます。彼が厳しいトレーニングを通じて成長を目指す姿勢には感心させられます。独立リーグで仲間たちと共に切磋琢磨することで、彼の夢に向けた闘志がさらに強まっていることが伝わってきます。
キーワード解説

  • 育成選手とは?:育成選手は、プロ野球チームが指名し、育成しながら選手として育てる目的で契約される選手のことです。
  • 独立リーグとは?:独立リーグは、プロ野球に属さない地域リーグで、選手たちがNPB(日本プロ野球)へ昇格するためのステップとして利用されるリーグのことです。
  • フィジカルとは?:フィジカルは体力や身体能力のことで、スポーツ選手においてはスピードやパワーを高めるために重要な要素となります。

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