日韓ドリームプレーヤーズゲーム、ソロ本塁打や再会の喜びで盛り上がる

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日本と韓国の野球界のOBたちによる「日韓ドリームプレーヤーズゲーム」が、2025年11月30日にエスコンフィールドで開催されました

両国はWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)やオリンピックで何度も激闘を繰り広げてきた間柄であり、このイベントは「日韓国交正常化60周年記念事業」として行われました

試合の概要

この日の試合では、元阪神の投手、呉昇桓(オ・スンファン)が特に注目を集めました

彼は日本の4番打者、中田翔氏と対戦し、外寄りの球を捉えた中田氏は左前打を放ちました

その際、一塁ベース上で李大浩(イ・デホ)に肩を揉まれるシーンも見られ、再会の喜びが感じられました

呉昇桓の引退とファンの声

呉昇桓は今季限りでの引退を表明しており、テレビのインタビューでは「久しぶりに日本のファンの前で野球ができて、楽しめました」と笑顔を見せました

彼は14年と15年の2年間、NPB(日本プロ野球)でプレーし、2年連続でセーブ王に輝く実績を持ち、ファンの記憶に強く残っています

観客の反応

SNSでは、「オスンファン懐かしい」「オスンファンさん久しぶり」といった声が多く寄せられ、彼への懐かしさが表現されていました

大阪での彼の活躍は今でも多くの人々に愛されています

今大会の意義
大会が開催された背景には、両国の友情と信頼を深めることを目的とした特別な意味合いがあります

昨年の第1回には2万9192人が観衆として集まり、日本が10―6で逆転勝利を収めました

原辰徳監督は「(国際大会では)命がけで戦った印象

国を背負って戦った選手のポテンシャルは素晴らしかった」と当時を振り返っています

この日韓ドリームプレーヤーズゲームは、ただの試合以上の意味を持っていました。両国の選手たちが再会し、その友情を確認できる場となったことは、過去の競争を超えた美しい瞬間であったと感じます。特に呉昇桓選手の選手生活の締めくくりとなる舞台で、日本のファンに感謝の気持ちを表明したことは、多くの人の心に残ったことでしょう。
キーワード解説

  • WBCとは? WBCはワールド・ベースボール・クラシックの略称で、野球の国際大会です。世界各国の代表チームが参加し、優勝を目指して戦います。
  • NPBとは? NPBは日本プロ野球の略称で、日本におけるプロ野球リーグのことです。多くの選手がここから国際舞台で活躍しています。
  • セーブ王とは? セーブ王は、シーズン中に最も多くのセーブを記録した投手に与えられるタイトルです。セーブは、試合の終盤にリードを守り切ることを指します。

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