阪神・西勇輝投手、契約更改で現状維持の3億円でサイン

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阪神タイガースの西勇輝投手(35)は、12月1日、兵庫県西宮市内の球団事務所において契約更改交渉を行い、今季の年俸3億円(金額は推定)で現状維持のまま契約にサインしました

西投手は2023年から4年契約を結んでおり、来季がその最終年になります

彼は、来季に向けて強い決意を表明しました

シーズンの振り返り

今季はシーズンを通じて、自身の実力を発揮できずに終わった西投手

4月12日の中日戦(甲子園)で登板した後、「右膝内側側副じん帯の変性」という怪我に苦しみ、翌日には出場選手登録を抹消されました

約2ヶ月後の6月5日にウエスタン・リーグで復帰するも、一軍に昇格することは叶いませんでした

厳しい結果

プロ入りからの長いキャリアで、西投手にとって未勝利に終わるのは、2010年以来15年ぶりのことで、これはプロ3年目にオリックスで先発ローテに定着して以来、自身でも経験のない状況です

シーズンを振り返ると、不本意な結果に終わったものの、「悔しいという気持ちはあまりない」と冷静に受け止めています

未来への視線

「来シーズンに向けて良い自主トレ期間を設け、キャンプに臨みたい」と語る西投手

通算124勝、2069イニングを投げた彼の経験は、今後のシーズンでのパフォーマンス向上に繋がると期待されます

実力と葛藤
今シーズンは8勝を上げ、また古巣のオリックスとの日本シリーズでも2試合に登板し、チームの38年ぶりの日本一に貢献しましたが、阪神でのチーム優勝には今一つ貢献できなかったことが残念という思いもあるようです

実績豊富なベテラン選手が、来る18年目のシーズンに向けた新たな挑戦を始めています

西投手の契約更改は、選手の成績が期待される中でも現状維持という選択をしたことを示しています。怪我の影響も考慮される中、彼の決意や経験は、今後のシーズンで役立つと期待されています。今後のリハビリとトレーニングが成功することを願いたいです。
キーワード解説

  • 契約更改とは?:プロスポーツ選手が毎年受ける契約の更新手続きのことで、年俸や契約条件が再交渉されます。
  • 右膝内側側副じん帯とは?:膝の内側に位置するじん帯で、特にサッカーや野球などのスポーツで敏感な部分です。怪我をすると、選手のパフォーマンスに大きな影響を与えます。
  • 自主トレとは?:選手がチームに所属していない期間中に、自分自身で行うトレーニングのことです。自主的な取り組みが重要です。

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