阪神・湯浅京己投手、契約更改で意気込みを語る

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阪神タイガースの湯浅京己投手(25)は、2025年12月1日に西宮市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、2300万円増の6000万円でサインしました

この金額は推定額であり、現行の年俸としては大きな上昇となります

湯浅投手は「よく復帰してくれて、チームの戦力になってくれたと言ってもらえた」と、契約を交渉した際の心境を語りました

彼は、国指定の難病である「胸椎黄色靭帯骨化症」という病から復帰した今季、40試合に登板し、2勝2敗と22ホールド、防御率2・52を記録しました

これらの成績は、湯浅投手が強力なブルペン陣の一員としてチームの優勝に貢献した証です

印象に残った試合について聞かれると、湯浅投手は、1軍に復帰した4月29日の中日戦と、優勝が決まった9月7日の広島戦を挙げました

特に広島戦では先発の才木選手が危険球退場となり、緊急登板を余儀なくされた湯浅投手は「全く準備していないところから、ブルペンでキャッチボールをして出て行っただけで、どうなるか分からない状況で緊張する暇もなかった」と振り返ります

来年で9年目を迎える湯浅投手は、チーム内で選手会副会長を務めています

今年の経験を生かし、「少しでもチームの力に貢献して、藤川監督を再び胴上げできるように、連覇を目指して頑張ります」と意気込みを聞かせました

湯浅京己投手の復帰と契約更改は、ファンにとって喜ばしいニュースです。難病からの回復を遂げて戦力としてチームに貢献する姿は、多くの人に勇気を与えます。彼の意気込みと経験が来シーズンでも継続されることを期待します。
キーワード解説

  • 胸椎黄色靭帯骨化症とは? この病気は脊椎における靭帯の異常によって引き起こされるもので、背中や腰に痛みを伴うことが特徴です。
  • ホールドとは? 野球において、リリーフ投手が勝利を収めることを助ける役割を果たし、登板時に勝っている状況で相手チームに得点を許さなかった場合に記録されるものです。

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