中村紀洋氏と荒木雅博氏、プロ野球ドラフト戦略を語る

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中日の球団本部長補佐に復帰する荒木雅博氏(48)が、日米6球団で通算404本塁打を記録した中村紀洋氏(52)と共に、YouTubeの「ピカイチ名古屋チャンネル」に出演しました

この対談では、プロ野球のドラフト戦略について、特に守備優先か打撃優先かというテーマについて二人が持論を展開しました

中村氏のプロ入りの驚き

中村氏は1991年、ドラフト4位で大阪府立渋谷高から近鉄に入団しました

彼はその当時のことを振り返り、「飛んでもないところに来た」と驚きを隠せなかったと語ります

近鉄での打撃練習中、外野を走っていても安全だったという中村氏は、「ブライアント、村上(隆行)さん、石井(浩郎)さんなど、練習ではほとんどホームランを打っていました」と述べ、その打撃力を自慢しました

近鉄のドラフト戦略

近鉄のドラフト戦略は、主に“打てる人”を優先することでした

中村氏は「4度盗塁王になった大石大二郎氏も、練習ではポンポン柵越えを果たしていた」と語り、近鉄が打撃の強化に力を入れていたことを示しました

荒木氏の持論の展開

荒木氏は、ドラフト戦略に対して自身の見解を述べました

「二遊間で守れる選手を獲得してほしいという意見をよく耳にしますが、僕自身は打撃ができる選手を獲得する方が良いと思います

」と主張しました

守備に関しては、プロ入り後にノックを受け続ければ普通のレベルには到達できるが、打撃は天性のものだと説明しました

高校時代の視点

これに対し、中村氏は「高校時代は逆だった

打撃を優先するべきだと思っていた」と述べ、荒木氏と同見解を示しました

さらに、荒木氏は「18歳頃までには自分のバッティングスタイルが決まる」とし、そのためドラフトで指名する年代は打撃を重視するべきだと理由を付けました

この対談で荒木雅博氏と中村紀洋氏が語り合ったドラフト戦略は、プロ野球界の未来に大きな影響を与える可能性があります。特に、打撃を重視する考え方は、若い選手の育成においても革新をもたらすかもしれません。
キーワード解説

  • ドラフトとは? – プロ野球選手を選出するための選抜方式のことを言います。各球団がそれぞれ選手を選ぶ権利を持ちます。
  • 守備とは? – 野球において、外野手や内野手が相手チームの攻撃を防ぐために行うプレーのことを意味します。
  • 打撃とは? – 野球の攻撃面で、ボールを打ってヒットを狙うプレーのことを指します。

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