年俸は200万円の増加となるが、村田選手自身は「思い通りの成績を残せなかった」と、本音を明かした
今シーズン、村田選手は23試合に出場し、打率は0.195、2本塁打、9打点という成績を残した
この成績は、彼が事前に掲げていた目標、本塁打10本という数字には遠く及ばなかった
特に記憶に残るのは、8月2日に行われた千葉ロッテマリーンズ戦での延長10回に代打で放ったプロ初ホームランだ
村田選手は「この打席で打たなかったらファーム行きだった」と振り返り、「今思うと、凄い場面で凄い当たりを打てたな」と当時の感情を語った
しかし、その後のシーズンを振り返ると、「途中からフォームを変えて、これでいこうというものが見つからずに1年が終わった」という悔しさを秘めていた
それでも、10月に行われたフェニックス・リーグでは3本塁打を放つなど、次への期待を感じさせる成績を収めており、「次のシーズンに向けて、目指すフォームを見つけつつある」と前向きな姿勢を示した
村田選手は、来季に向け「ファームに落ちないように、ずっと1軍にいて、どれだけ打席に立てるか」という具体的な目標を掲げている
村田怜音選手の契約更改のニュースは、彼の成長を反映している。シーズンを通じて結果が出なかったことへの悔しさや、次への希望を語る姿からは、若手選手が抱えるプレッシャーと期待が見えてくる。今後、どれだけ成長し、ファンを楽しませてくれるのかに期待がかかる。
キーワード解説
- 年俸とは? 選手がチームとの契約によって受け取る報酬の金額のことを指す。
- ホームランとは? 野球で、打ったボールがフェンスを越えて一度も地面に落ちることなくスタンドに入ることを言う。
- 打率とは? 選手がヒットを打った数を打数で割った割合で、選手の攻撃力を示す重要な指標である。
- ファームとは? プロ野球チームの下部組織のことで、選手がメジャーリーグでの経験を積むための場所となる。

